【KEYWORD】企業は今すぐリスキリングに取り組むべきだ

ビジネスシーンで、リスキリングという言葉を耳にするようになった。本来は、社会や環境の変化に対応するための新たなスキル獲得という意味だが、その中でもDX推進におけるデジタル人材育成としてよく使われる言葉だ。しかし実際は、デジタル技術の導入ばかりが注目されて、教育が二の次になっているのが現状である。どれだけ優れたシステムを社内に取り入れても、それを使いこなせるかどうかは個人の能力次第だ。企業は新時代に向けた改革を進める前に、組織としての準備が整っているのかをまず考えてみたい。

リスキリングはこれから浸透するのか

MENTA株式会社の調査によると、リスキリングという言葉を知っている人は2割程度しかいないうえに、そのうち半数の人が言葉の意味を理解していなかったという。さらに、株式会社ワークポートが行った調査でも、9割以上の企業がリスキリングを実施していないことが判明している。その一方で、社会全体では学び直しの需要が高まっているだけでなく、労働者の多くがリスキリングを望んでいることもわかっている。

いち早くリスキリングを取り入れる企業

日本マイクロソフト株式会社が取り組むのは、オンラインコーチングサービスを活用した、リスキリング領域でのデジタル人材育成だ。これにより、クラウドやAIなどの知識習得を推進し、日本のIT人材不足の解消を目指している。なお、この事業に活用されるオンラインコーチング “学びのコーチ” は、株式会社ベネッセコーポレーションの動画学習サービス “Udemy for Business” とも連携している。

将来に向けた取り組みも

アメリカのAlelo Inc.は、AIとアバターを活用したロールプレイングによって、地域保健員を目指せるリスキルコースを提供開始した。同コースを受講することで、普通であれば1年以上かかる研修を8週間まで短縮できるという。また、アデコ株式会社では、人財のリスキルとアップスキルを担うための、新たなプロジェクト “リスキリングプロジェクト” を立ち上げることで、学び直しの促進のみならず、イベントや調査の実施、学び直し向けサービスの提供などを行っていく。

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