【KEYWORD】教育の働き方改革

リモートワークの急激な導入に困惑した企業は多いと思われるが、教育現場の混乱はそれをさらに上回るだろう。ただでさえ過酷な労働で知られている教員が、オンライン対応という新たな業務に加えて、様々な未知のトラブルに対処することを余儀なくされた。そして結果として、パンデミックによって教育分野のテクノロジー導入を強力に推し進められたことも事実だ。これからは脅威を防ぐための守りの改革ではなく、教育現場をより良いものにする攻めの改革を期待したい。

パンデミッックは教職員の待遇改善に影響を与えた

コロナ禍における教員の離職率増加を阻止するべく、Upbeat社は教員向け調査をさらに強化し、業務内容や健康状態、問題点の把握に努めている。そして日本でも、School Voice Projectをはじめとした、教育現場の改善を目指す活動が進んでおり、パンデミックをきっかけに教職員の労働環境を変えようという考えが、世界的に広がりを見せていることがわかる。

教員の長時間労働を解消する

株式会社EdLogが提供するのは、教員の採点時間を削減する “EdLogクリップ採点支援システム” だ。同システムを利用すれば、採点業務をAIによって効率化しつつ、採点結果の管理や、用紙への書き込み、デジタル返却なども行えるようになる。そして、株式会社Libryが提供する学習プラットフォーム “Libry” では、宿題の配信・回収を自動化することにより、1日2時間もの時間短縮を実現可能だ。

教育現場をより良いものにしていくために

Teach This Teacher社は専門教育サイトを新たに開始することで、学校関係者がお互いに知識や技術を共有し、教育を継続的に改善していく仕組みを実現している。なお、アメリカでは、優れたエドテック製品やサービスの表彰を行う “CODiE Awards” が毎年発表され、同アワードは教師や教務管理担当者が審査を担当しているのが特徴だ。これにより、製品やサービスが教育現場で実際に役立つのかという利用者目線での評価を実現しており、今後も教員の待遇改善に貢献していくことが期待される。

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