【KEYWORD】パンデミックによる学習ロスをエドテックで回復する

アメリカでは、パンデミックによる教育機関の休校に伴う学習ロスが指摘されている。K-12教員の約8割が、児童・生徒の学習ロスを認識しているとのことだ。また、このような状況下で生じる様々な教育問題を解消する手段として、エドテックに注目が集まっている。アメリカの学習ロスの状況と、学びの保障の取り組みを紹介する。

学習ロスの実態と対策法

アメリカでは、パンデミック経験後の子どもの学力と、パンデミックが無い場合の推定値を科目別に比較する、学習ロスの試算を実施した。英語では7週、数学では11週(学年により異なるため、おおよその平均)の遅れがあるとの結果であった。また、人種、民族、居住地、所得などにより、ロスの程度が異なることも示された。ある教育ソリューションプロバイダは、各州の教育基準を基に、学習項目とその優先度をリスト化している。このような資料を活用し、ロスが深刻な学習者の学びを優先的に保障していく必要がある。

遠隔授業やオンライン授業で実施された代替教育

あるオンライン高校では、休校で失った教育機会を補填するためのサマープログラムを開講した。スペイン語、統合代数、英国文学など、計50の科目から、各生徒が目的に合ったものを選択して受講することができる。教育企業の調査によれば、休校が読み書き教育へ及ぼす影響は、オンラインでの適切な代替指導により、大幅に軽減されたという。

多彩なエドテックサービスの対応

教員と保護者が学習者の進捗状況を把握できる教育管理ソリューション、教育現場の雑務をデジタルで効率化するモジュール式で学校、学区ごとに必要な機能のみを選択可能なラットフォームなど、多彩なエドテック製品がリリースされている。エドテックの優れたサービスを表彰するアワードでは、パンデミックの現場を支えたサービスの情報を発信している。

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