【KEYWORD】手話とテクノロジーの融合

手話とテクノロジーというと離れているイメージを感じる人もいるだろう。しかし今、手話とテクノロジーを組み合わせて、新たなサービスを生み出そうという動きが世界的に強まっている。こうした技術開発は、聴覚障害者をサポートするだけでなく、全ての人間に通ずるコミュニケーションツールの実現にもつながるからだ。近年、多言語翻訳技術が国籍の壁を取り払ったように、聴覚障害という一つの壁が無くなりつつあるのかもしれない。

最新の手話テクノロジー開発を目指す世界的な取り組み

アメリカのギャローデット大学は、手話研究の関係者同士の交流を強化するために、グローバルネットワーク “CREST” を立ち上げた。“CREST” では、手話の機械翻訳や、手話学習、VR活用など、様々な手話テクノロジーの開発を目標としており、聴覚障害を持つ学生や研究者の参加を世界規模で呼びかけている。

手話をリアルタイムで翻訳する

一方、ビジネスでは既に、手話とテクノロジーを組み合わせたサービスの提供が始まっている。多言語会議プラットフォームを運営するKUDO社では、多言語通訳の新たな選択肢として手話を追加することで、聴覚障害の有無に関わらず誰でも会議に参加できる環境を実現した。また、SignAll社でも、手話を英語にリアルタイム翻訳する技術を開発しており、言葉の壁の撤廃に貢献している。

身近になりつつある手話サービス

Lightbridge Academy社の “Signing Sprouts program” は、ベビーサインと呼ばれる乳幼児向けの手話を学ぶための動画サービスだ。ベビーサインを利用すれば、乳幼児とのコミュニケーションが可能になるため、結果として読み書きや認知機能の向上にもつなげられるようになる。そして、手話のオンラインレッスンを提供するStart ASL社は、利用しやすい料金体系と豊富な教育コンテンツが評価され、レビューサイトで5つ星を獲得している。

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