【ピックアップ情報コーナー2021.5.14】

proctorio

【アメリカ】リモート試験監督サービスで二酸化炭素排出量を抑制

◆アメリカのProctorio社は、同社のリモート試験監督を実施するソフトウェアが、2020年1月以降、2500万に及ぶ試験に使用されたことで、対面試験であればそのために受験者が自宅と試験センターを往復することによって、排出された二酸化炭素排出量4億kg相当が節約されたと発表した。◆

Proctorio社は、ドイツの環境事業会社ClimatePartner社と提携して、対面で受験するためテストセンターまで30マイル移動した場合と、同社のリモート監督サービスを利用した場合の、排出量を比較した。テストセンターへの往復、試験に必要な紙、さらには印刷など対面での試験を考えれば、リモート監督での試験は地球環境にやさしいというメリットがある。

昨年、COVID-19によって多くの教育機関がオンラインまたはハイブリッドの学習環境へと移行した。新しい学習環境の中で、環境へのプラス面、グローバル性などオンラインによる試験の利点が明らかになったと、同社は考えている。同社は、手軽に受験できるリモートでも高い信頼性がある受験環境を提供していく。

同社のサービスは、機械学習と高度な個人の顔を認識し検出するテクノロジーを組み合わせて、人為的なミスを除去する。リモートでの試験監督と受験者の検証を自動化して、オンラインでの資格や単位に認定を可能にしている。

【企業サイト】Proctorio Inc.

 
 

Willco

【日本】病院の内情もチェックできる医療系就活支援サイト

◆日本の株式会社WILLCOは、医療系の学生向けに “病院転職ラボ for students” を公開した。本サイトを提供することで、医療の就職市場をオープンなものにし、正しい情報と判断材料のもとで就職活動を行えるようにする。◆

“病院転職ラボ for students” は、医療系の大学・専門学校に通う学生が、病院の職場口コミや評判を閲覧することができる無料サイトである。本サイトでは、病院職員による口コミを掲載しているだけでなく、地域ごとの病院ランキングや、就職試験の内容なども公開している。

さらには、給与水準や、職場の人間関係、女性の働きやすさといった、本サイトならではの項目も閲覧することが可能だ。こうした情報を活用することにより、就職に対する不安を解消しつつ、「就職してみたらイメージと違った」というミスマッチを未然に防ぐことが可能になる。

なお、株式会社WILLCOでは、学生向けである “病院転職ラボ for students” に先駆けて、医療従事者向けに “病院転職ラボ” の提供も既に行っている。同社は、就職に関する医療現場の透明性の低さを指摘しており、それが本サイトを提供する背景にもなっていると述べた。

【サービスサイト】病院転職ラボ for students

 
 

assistmicro

【日本】オンライン授業にとどまらないLMSの導入効果

◆日本のアシストマイクロ株式会社は、自社が販売代理店として提供する学習管理システム “Open LMS” が、学校法人早稲田大学に採用されたことを発表した。“Open LMS”は、イギリスのLearning Technologies Group plc社が開発したもの。◆

“Open LMS” は、オープンソースのeラーニングプラットフォームである “Moodle” をベースに開発された学習管理システムで、あらゆる学習ニーズに対応できる柔軟性が特徴だ。本システムは、既に世界中で400万人以上に利用されており、現在も新たな開発が続けられている。

学校法人早稲田大学では、昨年春はオンライン授業に切り替え、現在はオンライン授業・対面授業の両方を実施しており、本システムが必須のプラットフォームになっているという。特に、自動採点可能な小テスト機能や、学生が気軽に質問可能なメッセージ機能などは、よく利用されているとのこと。

さらには、採点した課題を学生に返却しやすくなったり、卒論の提出に関するトラブルが無くなった、といった効果も現れている。加えて、学校法人早稲田大学では今後、“Open LMS” の活用を通じて、同じ科目を履修する学生同士の対話も推進していく予定だ。

【企業サイト】アシストマイクロ株式会社

 
 

babysigns

【日本】ベビーサインを導入して保育所の質を高める

◆日本の一般社団法人日本ベビーサイン協会は、赤ちゃんとの相互コミュニケーションツールである “ベビーサイン保育” を、全国にある59の保育施設で一斉スタートした。ベビーサインは、2000年に入ってから世界的に広まった手法であり、現在は日本でも普及活動が続いている。

“ベビーサイン保育” は、言葉をうまく話せるようになる前の赤ちゃんと、手話やジェスチャーを使って意思疎通を図ることにより、保育の質を高める手法だ。実際にベビーサインを用いて、語りかけの際に手の動きを添えるようにすると、赤ちゃんも自らベビーサインを覚えて使うようになる。◆

また、保育施設でベビーサインを導入することにより、日常のお世話がよりスムーズになったり、適切な対応が取れるようになるといったメリットがある。赤ちゃんにとっても、自尊心の育成や、脳の発達促進につながるほか、絵本への興味が増すなどの効果も得られるとのこと。

実際に、ベビーサインを取り入れた保育施設からは、「泣いたりぐずったりすることが減った」「子供同士がサインで会話をしていて感心した」などの声が寄せられた。なお、一般社団法人日本ベビーサイン協会では、ベビーサイン教室の運営も全国的に実施している。

【協会サイト】一般社団法人日本ベビーサイン協会

広告 

PAGE TOP