【アメリカ】救急医療サービスにおけるVRトレーニングの有効性検証

アメリカのHealth Scholars社は、コロラド州の消防地区における救急医療サービス(EMS)従事者を対象に、VRトレーニングの有効性を評価する調査を開始した。同調査は、同州の都市部と農業地帯から3地区を選び、ヘッドセット利用のシミュレーショントレーニングを実施、検証していく。

調査研究
EMS

Health Scholars社の調査は、同社のVRトレーニングが小児救急医療サービスにおいて、従来のトレーニングと比較して、受講者の学習効果をより高めているかどうかを分析する。成人に比べて小さな子供は解剖学的および生理学的な違いによって、重篤な病気の初期兆候が隠されてしまって、蘇生法など対応がむずかしいため、EMSトレーニングにおける準備が重要であるという。

同調査は、VRの使用によって、EMSスタッフに対する対面トレーニングを実施する時間や場所、参加者のスケジュール調整などが必須ではなくなったときに、どのようなことが起こるのかを測定するための取り組みであるという。対面トレーニングは時間と費用がかかり、地方の消防署では、各種のEMSトレーニングに優先順位を付けるという困難も抱えている。

Health Scholars社は、医療分野での音声主導型VRシミュレーショントレーニングを提供、トレーニングをいつでもどこでも利用可能にすると共に、その効果を測定可能にしている。同社によるとニューヨークの病院で実施した二次心肺蘇生法VRトレーニングでは、コストを83%削減することができたという。

【企業サイト】Health Scholars

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