【KEYWORD】教育のオンライン化を振り返る

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、あらゆる教育現場においてオンライン化が急速に進むことになった。この急激な環境変化による混乱は、学校だけでなく企業にまで及んでおり、オンライン教育への評価は真っ二つに割れたと言っていいだろう。それでもなお、ほとんどの教育関係者はオンライン活用に対して前向きだ。2020年の失敗と成功を糧に、どのようにして教育の在り方を変えていくのか。次世代に向けた挑戦は、まだ始まったばかりなのかもしれない。

オンライン授業への評価はほぼ真っ二つに

株式会社デスクスタイルの調査により、中学生の子供を持つ家庭の約半数は、オンライン授業に対して興味を持っていないことがわかった。興味がない理由としては、「仕組みがわからない」「大変そう」といった感想が多く見られ、オンライン授業への理解があまり進んでいない現状が見て取れる。また、株式会社KIRINZが実施した調査によると、多くの大学生がオンライン授業を利用しているにも関わらず、「できればオフラインがいい」と考える大学生の割合も半数近くにのぼるという。

オンライン研修も苦戦が続く

企業研修のオンライン化においても、様々な課題が浮かび上がっている。株式会社マックスパートの調査によると、企業の約7割がオンライン研修を実施したが、そのうち4割は成果の低下を実感しているとのこと。さらに、アメリカのMorphisec社は、オンライン教育におけるサイバーセキュリティ対応の遅れも指摘しており、アンチウイルスソフトの導入率や、安全なネットワークであるVPNの使用率が低いことを問題視している。

それでもオンライン教育が求められる理由

オンライン教育への急激な対応に困惑しつつも、多くの関係者はオンライン活用を「その場しのぎの策」ではなく、継続するべき事業として受け入れている。現在は学校だけでなく、学習塾などの民間事業者でもオンライン授業の導入が進んでいるし、企業向けのオンライン研修も需要はまだまだ伸び続けるだろう。なぜなら、オンライン教育への取り組みは、単なる感染症対策としてだけでなく、アフターコロナ時代の新しい教育に向けた挑戦でもあるからだ。

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