【ピックアップ情報コーナー2020.12.3】

ProLiteracy

【アメリカ】COVID-19パンデミックによる成人教育の遠隔教育移行

◆アメリカの非営利組織ProLiteracyは、COVID-19パンデミックによって成人教育がどのような影響を受けたか、その現場を調査してまとめたレポート “COVID-19 Rapid Response Report from the Field” を発行した。◆

“COVID-19 Rapid Response Report from the Field” では、ステイホームによって成人教育において実施された移行プログラムについて、また移行の結果と課題について、教育管理者や教員に対して調査を行った。様々な成人教育コースが、オンライン授業を主とする遠隔教育に切り替わったことで、学習者にとってインターネット環境やネットワークツールの利用が、受講における問題となっている。

レポートは、成人教育において、遠隔教育に対応した、利用しやすい、適切な教育プログラムを作成・展開するための情報として、実際の講師の取り組みとその成功事例についても言及している。識字教育をはじめとする社会生活の基礎となる重要な成人教育プログラムが、ステイホーム期間も継続して実施されるために必要なソリューションとサポートは何かを理解するために、調査の活用が望まれる。

ProLiteracyは、識字能力や基本的な知識を習得するための教育について、各種のトレーニングや教員のスキル開発、教材出版など、幅広い活動を行っている組織である。

【組織サイト】ProLiteracy

 
 

iBow

【日本】訪問看護専用電子カルテを教育現場に無償提供

◆日本の株式会社eWeLLは、自社の提供する訪問看護専用電子カルテ “iBow” について、教育機関向けに無償提供を行っていることを発表した。同社では現在も、複数の学校から引き合い・問い合わせを受けており、随時対応を行っている状況だという。◆

“iBow” は、AIを活用した訪問介護計画や、カスタマイズ可能な記録画面、漏れのない情報記録などの、様々な機能を搭載した訪問看護専用電子カルテだ。同社では、本サービスを教育機関向けに提供することで、コロナ禍でも訪問看護の実務を体験できる環境を実現し、現場実習を受けられていない学生の教育支援を行っている。

実際に、本サービスの導入を行った千里金蘭大学は、100人の学生が5つのグループに分かれて、電子カルテに入力された架空の患者情報をもとに、アセスメントから訪問シミュレーションまでを学内で実施した。その結果、学生は様々な事例のシミュレーションを通じて、カルテの情報を適切に読み取る能力を効果的に育成することができたという。

また、本サービスを利用した学生からも、「実際に使われているシステムでリアルな訪問看護を体験できた」といった好意的な感想がよせられていた。同社は今後も、コロナ禍で教育実習に悩む教育現場における、優秀な訪問看護師の育成に寄与していくとしている。

【サービスサイト】訪問看護専用 電子カルテ「iBow」(アイボウ)

 
 

BBT

【日本】オンラインMBAがキャリアに与える影響を調査

◆日本のビジネス・ブレークスルー大学大学院は、MBAプログラムの全修了生に対してキャリア調査を実施し、その結果を公開した。本調査は、コロナ禍におけるオンライン教育の成果を、人材輩出の観点から分析したものである。◆

ビジネス・ブレークスルー大学大学院が実施した調査によると、同大学院でMBAプログラムをオンライン受講した修了生の約80%が、年収の増加や業績の向上といった、キャリア面でのポジティブな変化を得られていることがわかったという。特に、年収については、1000万円以上増えたという回答者も含め、増額の平均値が約400万円に達している。

また、同大学院で学んだことがコロナ禍で活用できているかという質問では、現在進行系のケーススタディや、問題発見解決などの授業が、実践で役立っているという回答が多かった。加えて、オンラインで学んだという経験が、リモートワークにおいても応用できているとのこと。

ビジネス・ブレークスルー大学大学院は、日本で初めてオンライン学習を取り入れた経営大学院として、2005年よりオンラインMBAプログラムを実施している大学院だ。同大学院は今回の調査結果について、オンライン教育の真の可能性について理解を深める一助になればとコメントしている。

【大学院サイト】BBT大学院 経営管理修士(MBA)課程

 
 

lispico

【日本】早期英語教育サービスにARを活用

◆日本の株式会社アルクは、同社の幼児向け早期英語教育サービス “りすぴこ” に、ぬりえやカードゲームの充実など、多数のコンテンツが追加されたことを発表した。タブレットに専用アプリをインストールすれば、対象年齢として3歳から簡単に利用できるサブスクリプション型サービスである。◆

“りすぴこ” は、新しいメニューとして、ぬりえ、対戦型カードゲーム、AR活用型絵探しクイズの3つが追加された。かわいい動物に色を塗りながら動物の英語名を覚えたり、楽しいイラストを盛り込んだゲーム形式の学習に取り組んだりすることができる。ARを活用して専用のぬいぐるみとインタラクティブに、臨場感のある英会話体験ができる経験学習も可能だ。

幼児英語学習教室のカリキュラム・コンテンツを基本にして、アルファベット、単語、会話表現など、英語の基礎的な学習コンテンツから、幼児が身近に感じる場面を使って、単語から会話表現まで聞いて話す英語を目指している。

株式会社アルクは、実践的な語学教材の作成、英語学習情報誌 “ENGLISH JOURNAL” の発行、通信講座、研修の提供などを行う企業である。2歳児から中学生までを対象とする英語教室を全国展開している。今回紹介した学習サービスでは、7日間の無料体験も用意している。

【サービスサイト】おうちではじめるタブレット英語学習 りすぴこ

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