【ピックアップ情報コーナー2020.11.26】

Lumicademy

【アメリカ】VRクラスルームプラットフォームとLMSを一体化

◆アメリカのLumicademy社は、同社のバーチャルクラスルームプラットフォームである “Lumicademy” が、企業や教育機関採用されることの多いLMSである “Canvas” に組み込んで統合して、オンラインで接続された安全な「対面」授業や研修ができることを、発表した。◆

“Lumicademy” は、バーチャルクラスルーム環境を実現し、教育機関の講義や授業、企業の研修やセミナーなどをライブで実施するためのプラットフォームである。統合によって、“Lumicademy” 高解像度の動画、クリアな音声、チャット、ホワイトボード、ドキュメント共有、注釈ツールなどの機能と、“Canvas” の学習者管理や成績管理などがシームレスに利用可能になった。

“Canvas” にすべての授業を準備し、授業中に、授業中に “Canvas” で課題を作成するなど実施面での統合、共有するすべての教育用アプリとツールを “Lumicademy” でも使用可能になる。また、“Canvas” から “Lumicademy” のチャットを開始する、企業のライブミーティングを実施することもできる。いずれの場合も、高度なセキュリティが確保されている。

Lumicademy社は、教育機関や企業組織などを対象に、バーチャル環境で「対面」による授業や研修を実施する没入型バーチャルクラスルームプラットフォームを開発に特化する、エドテック企業。

【サービスサイト】Lumicademy

 
 

FRONTEO

【日本】東京大学大学院が論文探索AIを導入

◆日本の株式会社FRONTEOは、自社の論文探索AIシステム “Amanogawa” に関して、東京大学大学院 新領域創成科学研究科とライセンス契約を締結したことを発表した。本サービスは、イノベーション政策研究分野の講義にて使用されることになる。◆

“Amanogawa” は、興味のある単語や仮説などを入力すると、AIが大量の論文の中から瞬時に関連項目を検索してくれるサービスだ。本サービスの検索結果は、論文同士の類似度によってマップ状にプロットされるため、一目で関連性を確認できるようになっており、視覚的な論文探索を行ったり、概要を一覧表示することも可能となっている。

今回、東京大学大学院は、本サービスの強みである、必要な論文を俯瞰的に把握できる点を高く評価し、メディカル情報生命専攻 イノベーション政策研究分野での導入を決定したという。本サービスは、講義「医療イノベーション俯瞰演習:研究分野を俯瞰し、自らの関心事項の世界における位置づけを明らかにする」で使用される予定だ。

株式会社FRONTEOは、自然言語処理に特化したAIエンジンを用いた、ビジネス支援を展開しているデータ解析企業。同社は今回のライセンス契約について、“Amanogawa” が次世代を担う学生に活用され、新たな研究や発見の一助となることを期待するとコメントしている。

【サービスサイト】Amanogawa

 
 

Bondlingo

【日本】教育機関や法人を対象とする日本語教育LMS

◆日本のボンド株式会社は、日本語教育を行う教育機関や外国人を雇用している企業などを対象として、日本語オンラインプラットフォーム “BondLingo” においてeラーニングシステムであるLMS機能を開始した。 “BondLingo” は、PC、スマホなどの端末から動画や対面式のオンラインレッスンによって、必要な日本語を学習者に提供する。◆

“BondLingo” のLMSは、複数言語に対応し、学習者のテストスコアや視聴履歴を確認することができる学習進捗管理機能、学習者の出席状況を一覧で把握することができる出席管理機能、社内ニュースの共有やコミュニケーションのための掲示板となる社内SNS機能などが、利用できる。

さらに、学習者からの質疑応答に活用できるチャット機能、講師が授業動画を投稿し、授業を繰り返し受講できるようにするレッスン動画登録機能、動画ごとに教師が理解度チェックテストを付けることができるテスト機能、クラス別に課題を配布し、自動採点まで行うことができるレポート(宿題)機能なども備わっている。

ボンド株式会社は、導入企業に対して、基本の日本語研修、特定技能試験対策、日本語能力試験対策、ビジネス日本語会話など、ニーズに合わせたコースをオンライン・オフラインで展開している。日本語講師派遣も行っている。

【サービスサイト】日本語プラットフォーム BondLingo

 
 

InnerVoice

【アメリカ】自閉症の子ども向けアプリでAACに絵文字を採用

◆アメリカのInnerVoice社は、自閉症の子どもを対象とする同社のコミュニケーション教育アプリ “InnerVoice” のアップデートを発表した。アプリにおいて、AAC(Augmentative and Alternative Communication:拡大・代替コミュニケーション)として用いる感情や物を示す視覚的シンボルを、Twitterで使われ社会的に広く認知された絵文字にするアップデートである。◆

“InnerVoice” のこれまでのシンボルでは、例えば、笑顔でYESを表現し、不機嫌そうな顔でNOを表現し、それぞれに、YES、NOなどのテキストを併記していた。しかし、笑顔のYESでは、タイヤがパンクしたんですか?、お腹が痛いんですが?、といった質問に対する答えとしては、場面と表情が合致せず、適切な受け答えとは言えない。また、定型発達の人とのコミュニケーションにおいては、シンボルが何を表しているのかが理解されていないことも、問題と考えられていた。

自閉症児が言葉を学ぶ際に、重要な役目を果たすシンボルを、Twitterを通して社会に認知されている字に変えることで、このような意味のズレを解消しやすくなり、コミュニケーションをより円滑に進めることにつながっていく。さらに、アプリ以外でも視覚言語である絵文字というACCを使えば、より多くの様々な人とのコミュニケーションが可能になる。

InnerVoice社は、言語聴覚の障害や自閉症についての支援専門家や研究者によって設立され、自閉症の人の、コミュニケーション、社会的認知、生活の質などを向上させるアプリやサービスの研究・開発を行っている。

【企業サイト】InnerVoice

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