デジタル

“Databilities” の測定によると、データ・リテラシー習熟度においては、対象国間の標準的な地域差はあるものの、それぞれの業界や職種によって習熟度が大きく異なることが分かった。すなわち、画一的なアプローチでは、各企業において、従業員のデータ・リテラシー能力を開発し育成することは不可能であり、企業それぞれの測定結果から必要なコースを考えていくことが重要であるとする。
各企業は、従業員のデータ・リテラシー能力を測定し、今回発表された国際的なベンチマークと比較して、地域、業界、職種における自社の能力レベルを把握することが必要だ。その結果から企業としてのデータ・リテラシーの習熟度目標を明確にして、具体的な教育計画を考えていくべきである。
Data To The Peopleは、データ・リテラシー分野において高く評価される組織で、リサーチを基に開発した能力評価ツールによって、企業や組織、従業員のリテラシー能力を測定、その結果から能力を向上させるためのプログラムを設計・提供している。
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