【アメリカ】完全なオンライン学習による遠隔教育の可能性

アメリカの教育関連団体Quality Matters™(QM)と、高等教育機関の入学についての研究センターNRCCUAは、この春の遠隔教育への緊急移行とその影響につていのレポート、“2020 CHLOE 5 Special Report” を公開した。調査は、308名の、公立、私立などの2年制、4年制の教育機関などのオンライン教育担当責任者を対象とした。

調査研究
CHLOE5

“2020 CHLOE 5 Special Report” によると、オンライン教育責任者の80%以上が、完全なオンライン学習への転換も含めた遠隔教育計画の改善に取り組んでいる。遠隔教育コースを段階的にであれ即時であれ、完全なオンライン学習に移行を考えている責任者は、合わせて35%である。可能な限り早く従来の対面授業に戻すことを優先するという回答者は、わずか4%であった。“CHLOE” は、短大や大学などを対象に、オンライン教育について年1回行う調査結果をまとめたレポートで、今回は5回目。

また調査は、今回の緊急遠隔教育についての問題点として準備不足を指摘する。大学をはじめ教員も学生も緊急移行に対する準備のための時間不足から対応に問題があった。2020年秋以降も遠隔教育やオンライン学習の拡大が続く可能性がある現在、回答者は教員のトレーニング、導入ツールの検討、教員と学生の交流として最低限何が必要かなどが、考えるべき優先事項であるとする。

Quality Matters(QM)は、オンラインで行われるデジタル教育及びその学習環境の品質保証に取り組む国際的な組織である。教育団体が単体でまた複合で実施するオンライン学習やブレンド学習のシステムをを審査し、基準を満たす場合、団体はQM認定マークをコースやプログラムに表示することができる。

【レポートサイト】CHLOE 5: The Pivot to Remote Teaching in Spring 2020 and Its Impact

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