【アメリカ】遠隔授業実施で教師の教材私費購入が増加

アメリカの非営利団体であるAdoptAClassroom.orgは、公立、私立、チャータースクールの教師3900人余を対象に、この1年間で私費購入した授業のための学習教材費について調査 “2020 classroom spending survey” を行い結果を発表した。教材費総額は平均8万円弱であり、その3分の1以上が緊急に導入された遠隔授業のための教材費であった。

調査研究
AdoptClassroom

“2020 classroom spending survey” によると、遠隔授業のために、教師の74% がプリンタと関連商品の購入、41% が児童や生徒に送る教材購入と郵送費、37% がソフトウェア購入、同じく37% が筆記用具など児童や生徒のための消耗品購入が必要だったと、回答している。教材や消耗品は郵送だけではなく、教師自身が各家庭に届けることもあったという。

また、秋学期においても遠隔教育が続く場合、自宅で授業を行うためには、自宅のインターネット環境などを整備する必要があると、半数近い教師が答えている。児童や生徒については、遠隔授業への参加や課題提出が5割を切る者は4割以上いたと考え、住居や食生活など家庭環境に問題があり、家庭でインターネットが使えないことが、原因であると述べている。

AdoptAClassroom.orgは、団体独自のファンドレイジングプラットフォームを使って、全米のK-12スクールとその教師に対して資金を調達する全国的な非営利団体であり、高い評価を受けている。資金によって学校や教師は児童・生徒に学校で使う様々なツールを提供している。

【企業サイト】AdoptAClassroom.org

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