【アメリカ・日本】見える・見つけるを可能にする

Focus Skills

【アメリカ】最重要学習項目を選び出し休校後の授業計画を考える

◆アメリカのRenaissance Learning社は、国内の各州を対象として州のK-12教育基準に基づいた、今後の学習の基礎となる優先度の高い学習項目を一覧にした “Focus Skills” を発表した。学区や学校では、この一覧を活用して効率的な授業計画を立て、コロナによる休校で生じた学習の遅れに対応し、新学年の学習へと進んでいくことができる。◆

“Focus Skills” は、基本として理解し次の学習に進むために必須と言える学習項目は何か、新しい学年以降の学習にとって影響がある重要学習項目は何か、各州が定める学習目的や基準から必要な学習項目は何か、という3点から作成されている。学年、学習領域、学習科目などをまとめて視覚的にわかりやすいリストとなっている。

リスは、学習項目を具体的に示している。たとえば、ウィスコンシン州では、5学年で4桁÷2桁の除算、単位立方体を使っての体積測定の理解というように、具体的な学習項目が示されている。また英語では、語彙の理解をするうえで反意語、同意語、同型異義語などを知っている、新しいた音節の単語を音節パターンの知識によって正しく発音できるなどである。

Renaissance Learning社は、K-12の学区や各学校を対象として、読解、算数から数学、成績評価の分野で同社サービスは全米の3分の1以上の学校が導入され、グローバルにも100か国以上で採用されている。児童や生徒を正確に評価する、読書教材によって読解力を向上させる、教員が学習者に適した指導を行うなどを可能にするソリューションを提供する。

【アンケートサイト】Focus Skills™

 
 

Persol

【日本】アバター心理相談でうつ病リスクを早期発見

◆日本のパーソルワークスデザイン株式会社は、東京大学、及び株式会社UsideUと共同で、アバターを活用した心理相談サービスの開発を発表した。本サービスのアバター対話システムには、株式会社UsideUの “TimeRep” が利用される。◆

“TimeRep” は、アバターを用いた対話を可能にすることで、販売・案内・接客といった対面コミュニケーションを、遠隔地にいながら実現する対話システムだ。同社は今回、アバター型対話の大きな利点である、「お互いの姿を見せずに相談ができる」という特徴に着目して、アバター心理相談サービスの共同開発を決定した。

本サービスが実現すれば、心理相談をする際の利用ハードルを下げ、より多くの人々に適切なケアを提供できるようになる。ひいては、うつ病の傾向がある労働者をいち早く発見し、パフォーマンスの低下や休職といった事態を未然に防ぐことが可能だ。

また、本サービスは心理職にとっても、過度の感情移入を防いだり、テレワークでの支援が可能になるなど、様々なメリットがある。同社は、本サービスを2020年秋にリリースする予定として、開発を進めていくとのことだ。

【企業サイト】パーソルワークスデザイン株式会社

 
 

AiGROW

【日本】自学が得意なエジソン型の生徒をツールで判定

◆日本のInstitution for a Global Society 株式会社は、休校や分散登校により授業環境が不十分な中にいながら、自ら考え自学することができる生徒について分析を行った。この分析には、教育機関向け評価ツールの “Ai GROW” が活用されている。◆

“Ai GROW” は、学生の資質と能力、そして各種教育活動の効果を定量化する評価ツールだ。同社は今回、本ツールを用いて生徒の数値化・分析を行ったところ、自学の得意な生徒は、「自己効力」のスコアも同様に高いことが判明したという。

自己効力とは、課題に直面しても自信を持って物事を進められる能力のことで、この能力が高い人は失敗を恐れないエジソン型であると言える。一般的に、日本人の約7割は失敗を避ける遺伝子を持っているとされているが、エジソン型の生徒は根拠の無い自信を持ち、一人でも学習を進めることができる傾向がある。

“Ai GROW” は、2019年4月のリリース以来、100校近い学校で利用されているほか、経済産業省や自治体の実証実験にも採用されているツールだ。同社は今後も、学習者の多面的な評価によって、個別に最適化された教育とGIGAスクール構想の実現をサポートしていくとしている。

【企業サイト】Institution for a Global Society 株式会社

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