UIを最適化して使いやすさを向上
株式会社タカヤコミュニケーションズが提供する “MagicViewer” は、教科書・教材・カタログをデジタル教材として利用できるようにするツールだ。同ツールは、ボタンのカスタマイズや、書き込み・付箋機能など、使いやすさを高めるための様々な機能が用意されている。また、PEAR Sports社のトレーニング指導サービス “PEAR Pro Trainer” では、ドラッグ&ドロップで使えるシンプルなUIだけでなく、運動中の音楽再生をはじめ、トレーナーと顧客の双方にとって有用な機能を多数搭載している。
AR・VRの利点を活かした化学教育
MEL Science社は、化学教育用アプリケーション “Chemistry” を提供することにより、AR・VR空間でのインタラクティブな化学学習を、世界中で受講することを可能にしている。同アプリでは、周期表や気体の法則などの化学概念をわかりやすく視覚化したり、まるで分子の中に入っているような疑似体験を与えることで、化学に対する興味を育むことができるようになっている。
プログラミング教育でも親しみやすさが焦点に
LEGO社が実施した調査によると、日本の教員はプログラミング教育について、実用的な能力を育てることではなく、楽しく取り組めることを最も重視しているという。実際に、児童向けプログラミング教育は、親しみやすさやシンプルさにこだわったものが多い。例えば、コードキャンプ株式会社の “CodeCampKIDS Online” をはじめ、多くのオンラインスクールでは、子供向けの学習環境 “Scratch” を採用しており、ゲーム感覚で手軽にプログラミングを学べるようになっている。