【KEYWORD】動画がもたらす学習効果

教育のオンライン化やICT化の必要性が叫ばれる中、動画を用いた教育が注目を集めている。従来のようなテキストを中心とした学習と比較して、動画は学習効果が高いとされており、教育機関だけでなく企業でも、関連サービスやツールの利用者は増加中だ。さらに今後は、5G通信によって今よりも高解像度の動画を利用することが容易になるため、例えば正確な動作が求められる作業現場などでも、動画教育が行われるようになるだろう。

映像を視聴することで学習効果がアップ

アメリカのJoVE社は、生物学の実験授業の前にビデオ学習を行った学生が、ビデオを視聴していない学生よりも優れた結果を出していたことを、調査によって明らかにした。なお、ビデオ学習を行った場合のプラス効果は、実験内容が複雑になるほど大きくなったという。

手軽に利用できる動画教育サービス

ドイツのsimpleshow社では、ビデオの協働制作ツール “Classroom” を、教育機関を対象に無償提供している。同ツールは、テキストを自動的にビデオ化することで、授業用の解説動画などを手軽に制作することが可能だ。一方、日本でも動画による教育は始まっている。株式会社教育測定研究所が提供するのは、90秒の動画で学習ポイントを解説する“スタディチャンネル”だ。この無料サービスは、内容を凝縮した授業動画を配信することで、部活の合間などでも視聴できるようになっている。

ビジネスでも活用が進む動画教育

TANREN株式会社は、営業ロールプレイングの動画をクラウド共有する、ナレッジシェアアプリ “TANREN” を提供している。営業担当者は同アプリを利用することで、マネージャーや同僚からフィードバックを受け取り、営業スキルの向上に活かすことが可能だ。また、動画教育は専門分野でも活用されている。例えば、AMATELUS 株式会社が提供する、美容師向け映像サービス “STUDY360/BEAUTY” では、人気カリスマ美容師の技術を、360度映像で配信することで、セミナーでは見られない細かい部分などを、じっくり勉強することができる。

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