【ピックアップ情報コーナー2019.11.11】

Empath

【日本】児童の声からストレス状態を解析するアプリ

◆日本の株式会社Empathは、自社の音声感情解析AI “Empath” を搭載した、放課後教育支援アプリ “おかえりチェッカー” が、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSでACCブロンズを受賞したことを発表した。本アプリは、株式会社電通デジタルが開発した学童の現場で利用するプロトタイプモデルである。◆

“おかえりチェッカー” は、児童の出欠確認を自動化しつつ、挨拶の声から感情を解析し、喜び・怒り・悲しみなどの気分状態をリアルタイムで判定する放課後教育支援アプリだ。本アプリを活用することで、これまで見逃されていたストレス・サインを可視化し、適切なタイミングで児童のケアを行うことができるようになる。

また、本アプリの感情解析に使われている “Empath” は、メンタルヘルス対策だけでなく、マーケティングや被災地支援事業、コールセンターなど幅広い分野で活用されている。さらには、海外でも注目を浴びており、アラブ首長国連邦内務省にも正式採用されたほか、APIを利用している国は世界で50ヶ国以上にのぼるとのことだ。

なお、アプリの受賞理由については、学童に通う児童のストレス・ケアと、学童職員の業務過多という課題に対して、解決策を示したことが評価されたという。ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSは、あらゆる領域を対象とした、国内最大級のクリエイティブ・アワードである。

【企業サイト】株式会社Empath

 
 

Libora

【日本】eラーニング教材をオンラインで一括検索

◆日本の株式会社Liboraは、多分野のeラーニング教材を一括検索できるサービス “LIBORA” の試作バージョンをリリースした。同サービスを利用することで、学習者は、学習開始前の教材探しにかかる手間を削減することができる。◆

“LIBORA” では、利用者がキーワードを指定して検索すると、それに合った教材がリストで表示される。例えば、英会話や仕事などのキーワードで検索をかければ、“仕事に活きる英会話”、“英語嫌いのための優しい英会話” といった教材がヒットしてきた。また、学習形式(動画、テキスト)や、0~0.5時間から7時間以上まで学習時間、無料、買い切り、定期プランといった支払いプラン、価格帯などを指定して、絞り込みが可能である。

現在、平均寿命が延びるとともに生涯学習の重要性が見直されており、時間場所の制限無く学習できるオンラインの学習プログラムは、需要が拡大している。しかし、その分野の多様さから、学習者が最適な教材を見つけ出すのは困難になっており、一括検索などのサービスが求められている。

株式会社Liboraは、上記サービスの開発、運営や、データ分析に係るコンサルティング事業を展開している。

【サービスサイト】LIBORA あなたの「学びたい」を見つけます

 
 

Digital Nudge

【日本】ヒトの無意識を利用したデジタルマーケティング

◆日本の株式会社博報堂マーケティングシステムズは、行動経済学の知見を活用した、コミュニケーションシナリオ設計サービス “デジタルナッジ” を提供開始した。本サービスは、同社と慶應義塾大学が連携して開発した。◆

“デジタルナッジ” は、本来ヒトが無意識的に持っている心理や行動の特性を活用し、生活者のデジタル上での行動を設計することで、新たなデジタルマーケティングを実現するサービスだ。本サービスにより、これまで辿り着くことができなかった最適解を導き出し、新しい観点からのアプローチを行えるようになる。

行動経済学の理論は、身近な仕組みにも活用されている手法だ。例えば、ECサイトのレビュー機能は、大勢の人の支持が集まることで、その製品・サービスへの支持がよりいっそう強くなるという、バンドワゴン効果が用いられている。このような施策は、従来のデータ分析だけでは生み出すことができない、ヒトの本質的な特性の理解に基づくものである。

株式会社博報堂マーケティングシステムズは、主にデジタルマーケティング事業に取り組んでいる企業だ。同社は、今後も本質的な課題解決を目指して、デジタルマーケティングの仕組み作りと施策実行をワンストップで提供していくとしている。

【サービスサイト】デジタルナッジ 行動経済学を活かしたコミュニケーションシナリオ設計サービス

 
 

Pride Surveys

【アメリカ】若年層におけるニコチン吸入量の増加

◆アメリカのPride Surveys社は、K-12の6学年から12学年の生徒による電子タバコの利用は、ここ2年間で増加傾向にあるとのデータを発表した。電子タバコの若年者による利用は深刻な健康被害を招く恐れがあり、早急な対策が望まれている。◆

今回発表されたニコチン吸入量に関するデータで最も大きな増加が見られたのは12学年で、同学年の生徒の32.6%は、直近30日の間にニコチン吸入器具を使用していた。この数字は、前年比で10.8%の増加となっている。また、アメリカで行われている他の調査においても近い数字の結果が得られていて、若年者によるニコチン吸入量が増加の傾向にあると言える。

米疾病対策センターの勧告によれば、電子タバコは若年者、妊婦、現在電子タバコを利用していない者にとって健康被害を引き起こす恐れがあるという。また、昨今では、電子タバコと肺疾患との関連性も指摘され、その有害性が明らかになっている。今回の調査は、生徒たちに吸入の有害性について教え、吸入量を減少させるために、早急な対策が必要であることを示している。

Pride Surveys社は、ジョージア州立大学とウェスタンケンタッキー大学の教授陣により創設された企業である。生徒や学生のアルコール、タバコ、薬物など学習に影響を及ぼす習慣ついて、広く調査を行っている。

【企業サイト】Pride Surveys

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