【ドイツ】実臨床データで学ぶ臨床研究修士課程

ドイツのドレスデン国際大学の臨床研究の修士課程は、リアルワールドデータ(病院における実臨床に基づくデータ、RWD)やリアルワールドエビデンス(RWDから得られる知見、RWE)に関する教育を展開している。同課程で用いるRWDは、データテクノロジー企業Clinerion社の病院ネットワークから提供される患者の電子カルテを基にしている。

教育システム
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ドレスデン国際大学とClinerion社の連携は、2019年8月に開始された。同修士課程には、すでに学部で腫瘍学、神経学、心臓学、腎臓学などを学んできた学生が進学している。研究段階、試験設計、生物統計学、データ分析など臨床研究に関する概念についての教育が行われたのち、RWDを用いて修士研究に取り組む。

修士研究において学生は、人口動態、処方薬剤、診断、治療などのリアルな患者データを利用することができる。患者のコホートデータを利用しながら、修士論文の作成を進めて、研究結果は国際的なミーティングで発表されたり、科学雑誌に掲載されるという。

ドレスデン国際大学の臨床研究修士課程では、ハーバード公衆衛生大学院の協力による遠隔教育によって国際的な教育を可能にしている。Clinerion社は、豊富な患者データを提供する病院のネットワークを有し、医療データの分析に関するソリューションを展開する企業である。

【大学サイト】Dresden International University Clinical Research

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