【カナダ】デジタルネイティブ世代の大学情報収集

カナダのGlacier社とAcademica Group社は、大学や専門学校などが高校生に行うPR活動に関する調査を実施し、Z世代(デジタルネイティブ世代)の現役高校生が進学先についてどのように情報収集しているかを分析したレポート “2019 Gen Z Media Report” を発表した。調査対象として、カナダの高校生1720名を無作為に抽出している。

調査研究
Glacier

“2019 Gen Z Media Report” によれば、調査対象の95%がInstagramを90%がYouTube を利用しているが、FacebookやTwitterなどは、学年が下がるほど利用率が少なくなっている。このようなソーシャルメディアは、大学や短大などの広告メディアとして有効ではあるが、高校に掲示されている印刷広告やポスターなども劣らず高校生に印象を残している。調査担当者は、高校生のソーシャルメディア利用率は高いが、進学先の情報収集については従来の印刷物の効果が指摘されるという。

また、大学などの教育機関のウェブサイトは入学希望者を集める上で、最も重要な役割を果たしているという。82%が入学について考える上でウェブサイトを参考にしたと答えている。ソーシャルメディアやオンラインフォーラム(49%)、デジタルまたは印刷のパンフレットや現役学生との会話、家族との相談、大学などによる高校訪問などが答えに入っている。高校1~2年生と入学決定時期の3年生では、何を参考にするかにおいて数字の違いもあり、調査担当者は、1~2年生と3年生とでは目的の異なるマーケティングマテリアルが必要であると考えている。

Glacier社は、北アメリカの高校を対象とする広告ネットワークと高校生に影響のあるネットワークを構築し、特に大学など高等教育機関のPR活動に強い。Academica Group社は、マーケティング、フィージビリティスタディ、広告支援などで高等教育機関をサポートする、調査・コンサルティング企業である。

【レポートサイト】2019 Gen Z Media Report

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