【日本】最先端アートの産業応用を目指す産学連携

日本の凸版印刷株式会社は、アートと最先端テクノロジーを組み合わせて、イノベーティブな社会的価値創造を目指す研究を、国立大学法人京都大学と共同で開始した。この共同研究 “凸版印刷アートイノベーション産学共同講座” は、2022年4月までの3年間をかけて行われる。

産学連携
IKEBANA

“凸版印刷アートイノベーション産学共同講座” は、日本の美・文化を切り口としたメディアアートを、同社が持つ表現技術と組み合わせて、アートの社会実装に取り組む研究だ。具体的には、物理的世界の色彩や形状を先端技術で捉え、デジタルとして表現することで、新しい価値の想像に挑むものである。

主な研究内容としては、肉眼では確認できない瞬間的な物理現象を表す「日本美」をテーマにしたコンテンツ制作や、アートを活用した空間演出手法の構築など、先端映像表現を産業応用として社会実装するための、方法論確立に取り組む。また、アーティストの創造プロセスを応用することで、新ビジネス領域の開拓や、企業ブランディング手法の構築など、人財育成のためのアートイノベーション手法の開発も行う。

国立大学法人京都大学の土佐尚子教授は、最新の科学技術を駆使して作品を制作するメディア・アーティストとして、これまでにも多数の作品を公開している。中でも、流体をハイスピードカメラで撮影する “Sound of Ikebana” (記事掲載写真)は、今回の共同研究でも扱われるアート作品だ。

【関連サイト】土佐尚子教授 研究室紹介web

広告 

PAGE TOP