【ピックアップ情報コーナー2019.7.18】

screencast-o-matic

【アメリカ】教育用動画作成プラットフォーム

アメリカのScreencast-O-Matic社は、自社の動画作成プラットフォーム “Screencast-O-Matic” が、教材作成や授業利用に適したツールとして、Google社のパートナープログラム “Google for Education” の “Premier Partner”(プレミアパートナー)に選出されたと発表。

“Screencast-O-Matic” は既に、ウェブカメラの録画やPCのスクリーン録画によって動画を作成し編集する代表的なツールとして、世界のユーザーに利用されている。今回のパートナーシップにより、Google社が展開する学校を対象とするシステムとの連携が容易になった。“Google Classroom” や “Google Apps” との連携による動画共有、“Google Drive” との接続によるデータの保管・管理、“Gmail” の併用によるコミュニケーション効率化などが挙げられる。

これによって、生徒は授業で利用するビデオを自宅で事前に見てきて、その内容に基づいて授業時に質問する、討論するなど、反転学習の教材準備が容易になる。またブレンディッド・ラーニングとして、オンライン学習と学校での授業を組み合わせることも可能だ。

Screencast-O-Matic社は、動画作成編集アプリやプラットフォームの提供に特化している企業で、その使いやすい製品やサービスは個人から教育機関、企業まで、世界で900万人以上が利用している。

【サービスサイト】Screencast-O-Matic for Education

 
 

Python1

【日本】初心者でもAIを作れるPython講座

◆日本の株式会社シェアウィズは、自社のオンライン学習サービス “ShareWis” にて、オンライン講座 “ITラーニング Python1年生” の販売を開始した。本講座は、株式会社翔泳社の人気書籍を元に、オンライン版として同社が共同制作を行ったものである。◆

“ITラーニング Python1年生” は、Pythonの初心者でも、簡単なサンプルを作りながら基礎を学ぶことができる、全16コースからなるプログラミング講座だ。本講座では、書籍の良さはそのまま残しつつ、音声による解説や、実際のコーディングを見ながら学べる体験学習など、動画ならではの利点を盛り込んでいる。

講座の内容については、文字列の操作や型変換といったプログラムの基本から、実際のアプリ開発までを、計2時間37分の動画によって学習することが可能だ。そして最後には、機械学習について学び、人工知能の開発にも挑戦できるようになる。

“ITラーニング Python1年生” は、受講料が1万1000円で、コース別の個別購入も可能だ。株式会社シェアウィズは今後も、株式会社翔泳社と連携し、人気書籍のオンライン講座化に取り組んでいくとしている。

【講座サイト】ITラーニング Python1年生

 
 

SimBlock

【日本】ブロックチェーンをPC上で模擬する無償ソフト

◆日本の東京工業大学は、パブリックブロックチェーンのシミュレータ “SimBlock” を開発し、無償配布を開始した。これにより、Bitcoinなどの既存ブロックチェーンの改良点や、独自に考案したブロックチェーンなどを、PC上で調べることができるようになる。◆

“SimBlock” は、ブロックチェーンネットワークをPC上で模擬することで、性能や安全性を検証できるオープンソースソフトウェアだ。本ソフトウェアでは、ブロックチェーンのパラメータや、インターネット上での通信の速さなどを、比較的簡単に変更することが可能となっている。

ブロックチェーンは本来、実地検証が限りなく不可能に近いため、改良や新手法を考案しても、それを試すことが出来ないばかりか、深刻な問題を修正したい場合に、ネットワークに悪影響を与えないかどうかを実験することさえできなかった。そこで、同大学の研究チームは、本ソフトウェアを開発し、ブロックチェーンの実験を格段に簡易化することに成功した。

なお、東京工業大学の研究チームは、自らも “SimBlock” を活用しており、ブロックチェーンの性能を向上させる研究を進めている。また、今後は、ブロックチェーンへの攻撃手法とその対策をシミュレートし、安全性の向上にも取り組んでいくとのこと。

【ソフトウェアサイト】SimBlock: A blockchain network simulator

 
 

FeelU

【アメリカ】心の悩みをwebメッセージングアプリで相談

◆アメリカのFeelU社は、学校のカウンセラーと児童や生徒をつなぐ、自社のモバイルアプリ “FeelU™” 及び、そのウェブサイトである “feelu.org” について発表した。同アプリは、児童や生徒がメンタル面の悩みを、学校を担当とする精神科医やカウンセラーに相談できる、シンプルなWebメッセージングアプリである。◆

“FeelU” の導入は学校の種類、規模に制限は無く、担当する精神科医やカウンセラーがいれば、学校単位ですぐに利用できる。児童や生徒は、アプリをスマホなどにダウンロードするか、ウェブサイト “FeelU” を利用して相談する。いつでも匿名で相談することができるため、周囲に相談していることを知られてしまう心配はない。

現在、うつ、孤独、いじめ、不安、自殺などの問題を学校は抱えている。若い世代は、SNS、口コミ動画など公共性の高いツールの普及により、学校内外で、他人に自分がどう思われているのかと、常に不安を抱えている。しかし、学校の精神科医やカウンセラーのところに行くことが周囲に分かってしまうことを恐れ相談をためらってしまい、結果として問題対応が遅れるケースが少なくないという。

同アプリは、相談する児童や生徒にとって使いやすいホットラインとなるツールであり、早期相談による問題の解決を促進する。アプリは学校単位の契約で、メッセージ数制限無しで利用者数によって価格が異なる。7月下旬に利用開始予定だ。

【サービスサイト】feelu.org

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