
二つの基準は、アメリカの地域教育委員会によって制定され、その後、2006年より、オンラインによる学習指導の普及や調査研究、教育者の育成などに携わる国際的な教育団体iNACOL(iNACOL(International
Association for K-12 Online Learning)による検討が行われた。アメリカ国内で10年以上にわたり、オンラインでのK-12教育の質を証明するベンチマークとして活用されている。
今回のQMとVLLAによる改訂は、iNACOLの取り組みを継続する形で実施され、K-12のオンライン教育についての内容が更新された。これまでの版では基礎的な内容にとどまっていたが、今回、教育現場の現状を踏まえたより実践的な内容が盛り込まれ、K-12の学校、学区や、教育プログラムの作成に携わる者にとって有用な規格となった。
Quality Matterは、オンライン教育の品質保証のためのツールの提供や専門家の育成を行う非営利団体、Virtual Learning Leadership Allianceは、多数のオンライン教育機関が加盟する、教育改善の取り組みを行う団体である。新しい基準は、WEB上で読むことも、ダウンロードも可能。
【ダウンロードサイト】National Standards for Quality Online Courses