教育総合

カナダのバンクーバーで、世界的な大学ネットワークであるISCNは、8回目となる年次大会ISCN2017の授賞式を行った。4部門でそれぞれシンガポール大学、ドイツのトリア大学、アメリカのスワースモアカレッジ、日本の大学としては初めて千葉大学が受賞した。ISCNは、大学が、教育や研究、大学運営を通して、持続可能性を追及するため、世界規模でのフォーラムを提供している。
受賞においては、持続可能なキャンパス構築について、建築も含めインフラ、大学運営・管理、キャンパス内外での協力活動、学生主導の活動の4部門が、評価の対象となった。世界中の大学やカレッジが参加することが可能であり、毎年、各国の専門家が審査員を務め、大学キャンパス及びその周辺のコミュニティーにおける持続可能性を促進させていると考えられる団体が表彰されている。
ISCNは、持続可能性を追求するための見解を共有し、世界的なパートナーとして協力していくことができる体制を作っている。
【大学サイト】The International Sustainable Campus Network