教育総合

日本の株式会社留学ジャーナルは、日本人留学生、留学希望者の動向を調査・分析しまとめた“留学白書2017”を発表、欧米の社会情勢が、日本人の留学先に影響を与えていることを示した。同社は、留学エージェントであり、雑誌「留学ジャーナル」も発行している。
同社の調査によれば、2016年の留学先は1位カナダ(2年連続)、2位アメリカ、3位オーストラリアとなっている。社会情勢への不安や懸念から、前年4位であったイギリスは2割近く減少してニュージーランドに抜かれ、2位であってもアメリカは希望者が1割減となっているという。
高校生、社会人の留学はいずれも増加、社会人では50代以上の留学者数が増え、職業別では教職員の留学率が伸びている。留学制度のある大学も多いが、留学を検討する大学生がその制度を利用しようとするケースは少なく、語学力の基準や提携校、留学時期の問題が理由であるとの結果だ。また、就職活動との関係では、留学時期や期間の調整を測っているという。
【企業サイト】株式会社 留学ジャーナル