【日本】共同開発・共同研究で進化させる

企業と大学が連携して共同研究に取り組み、より対象を進化させていく、【日本】名医の手術現場をリアル体験できるVR研修(株式会社ジョリーグッド、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社)、【日本】機械学習で症例データベースの高精度検索を実現(株式会社エクスメディオ、奈良先端科学技術大学院大学)、【日本】UXリサーチの新たな報告形式を模索する共同研究(株式会社A.C.O.、国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学)、2記事を掲載。

シリーズ
Guru Job VR M

【日本】名医の手術現場をリアル体験できるVR研修

◆日本の株式会社ジョリーグッドは、名医の手技を間近で体験できる “医療研修VR” について、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社との共同開発を発表した。“医療研修VR” は、人材育成ソリューション “Guru Job VR” の、医療従事者向けとして開発される。◆

株式会社ジョリーグッドと、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社は、“医療研修VR” の第一弾として、不整脈の一種である心房細動の手術の現場を、高精度360度カメラによって映像化し、実際の治療の現場にいるような医療研修を可能にすると発表した。本研修が実現すれば、実際の治療現場に立ち会う必要が無くなるとともに、コストの大幅削減や、繰り返しの体験が可能になるなど、様々なメリットが生まれる。

本研修の手術では、不整脈の診断及び治療を支援する機器 “CARTO3” を用いた、“カテーテルアブレーション治療” が行われる。この手術は、治療時間の短さや傷の小ささから、患者への負担が軽く、一回の治療で治せる可能性がある注目の治療法だ。“医療研修VR” では、こうした名医の治療法を、解説や医療機器情報とともに学習することができる。

株式会社ジョリーグッドは、高精度なプロフェッショナルVRソリューションや、VR内行動解析AIエンジンなどを開発している企業だ。同社の “Guru Job VR” では、医療分野の他にも、様々な職場体験やVR研修を提供している。

【サービスサイト】医療研修VR

 
 

exMedio

【日本】機械学習で症例データベースの高精度検索を実現

◆日本の株式会社エクスメディオは、先端的医療データ検索の技術において、奈良先端科学技術大学院大学との共同開発を開始した。データ検索の新技術では、医師が疑問に思った症例を詳細に記述することで、類似性の高い症例文書にアクセスすることが可能になる。◆

株式会社エクスメディオと、奈良先端科学技術大学院大学が行う共同開発は、大量にある症例文書を機械学習により自動構造化することで、情報を入力した際に、最も関連する症例報告を、高い精度で検索する技術を実現するためのものだ。この新技術が実現すれば、データベースに蓄積された症例を元に、様々な状況の患者に対する、より正しい処置を知ることができるようになる。

また、従来の検索手法では、絞り込みを行うための情報が不足していた場合に、正しい結果にたどり着くことができないという課題があったが、症例の文書構造化を行うことで、何の情報が足りないかを具体的に判断し、対話的に情報を求めて、検索の絞り込みを進めることもできるようになる。これにより、特定の症例について知っている医師がおらず、検索の方法すらわからないといった状況を、限りなくゼロに近づけることが可能だ。

株式会社エクスメディオは、医療者向けの臨床課題解決サービス “ヒポクラ × マイナビ” を通じた、臨床支援を行っている企業だ。同サービスでは、症例に関する質問・回答や共有を行う “知見共有” により、既に多数の症例文書データが保存されている。

【企業サイト】株式会社エクスメディオ

 
 

persol-group2030

【日本】UXリサーチの新たな報告形式を模索する共同研究

◆日本の株式会社A.C.O.は、ユーザーリサーチ報告書の課題に焦点をあてた共同研究を、国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学と開始した。本研究により、リサーチを資産価値として認識させるための、新たなアウトプット形式の実現を目指す。◆

株式会社A.C.O.と、国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学が取り組む本研究は、ユーザーの生きた経験を伝えるという、UX(User Experience)リサーチの目的を達成するために、調査に最適なアウトプットのバリエーションを模索し、調査報告の可能性を探るものだ。同時に、本研究では、コミュニケーションツールとしても機能する、新たなシステムの提案も行う。

従来のUXリサーチにおける成果報告は、文章と画像で構成された、調査レポートの形式のものがほとんどであった。こうした方法では、リサーチから得られた多様なデータを削ぎ落とさざるを得ず、調査内容を効果的に伝えることは難しくなる。今回の共同研究では、デジタル時代ならではのアウトプットを模索しつつ、リサーチを持続可能な資産にするための、適切なアーカイブ方法を探求していく。

株式会社A.C.O.は、UXリサーチやコミュニケーション戦略などを手掛ける、デザインコンサルティングファームだ。同社は今後、本研究の活動状況を随時報告しつつ、研究を通じたビジネスやサービスの成長も目指していくとしている。

【企業サイト】株式会社A.C.O.

 
 

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