【アメリカ】教師など教育関係者のニーズに対応

教師など教育関係者のニーズやキャリアアップを考える【アメリカ】オンラインで学べる教員向け修士課程を新設(Boston College)、【アメリカ】eラーニングを利用してニュースリテラシー教育(News Literacy Project)、【アメリカ】オンライン教育活用で教員不足を補う(St. Tammany Parish Public School System、Proximity Learning Inc.)、3記事を掲載。

シリーズ
BostonCollege

【アメリカ】オンラインで学べる教員向け修士課程を新設

◆アメリカのBoston College(ボストンカレッジ)のLynch School of Education(LSOE)は、教育関係者を対象に、働きながら学べるオンライン修士課程、“Master of Education in Educational Leadership and Policy(ELP)“ と “Master of Education in Global Perspectives: Teaching, Curriculum, and Learning Environments(TCLE)” を創設した。現在、両課程では、2019年1月期の入学者を募集している。◆

教育行政や教育政策を中心に学ぶ “ELP”、現場での教授法、カリキュラムなどをより深める “TCLE” ともに、国内や世界でトップクラスの教授陣が教鞭を執り、講義はアクセスしやすいオンラインプラットフォーム上で実施される。受講生は、理論を実践に活かし、教育の改善に役立てるための手法を学び、卒業後は、総合的な視点を持った教育者としての活躍が期待される。“ELP” 卒業生であれば、学習環境の整備や創造や、学校、学区、非営利組織等での政策立案などに携わる就職が考えられる。

これらのプログラムの受講生は、時間の融通が利くオンラインのレッスンにより、仕事や生活とのバランスを保つことができる。ウェブカメラを活用したレッスンでは、バーチャルの会議室で、1対1または複数人でディスカッションを行うことができる。また、教授陣や同級生とのネットワークを通じ、学んだ知識やキャリアに関する情報をシェアすることもできる。

Lynch School of Educationは、Boston Collegeのチェスナットヒルキャンパスにあるスクールで、今日では学部生と大学院生合わせて1400名を抱えている。また、U.S. News & World Reportの全米大学院ランキングで、21位にランクインするなど、高い評価を受けている。

【プログラムサイト】Lynch School of Education Online Programs

 
 

checkology

【アメリカ】eラーニングを利用してニュースリテラシー教育

◆アメリカのメディアリテラシー教育を推進する非営利団体であるNews Literacy Project(NLP)は、中学生や高校生へのニュースリテラシー教育のためのeラーニングプラットフォーム “Checkology” のアップデートバージョン2.0を作成している。このアップデートには、Facebook Journalism Projectから100万ドルの資金が提供された。◆

今回の “Checkology” アップデートでは、教員から要望のあった新しいレッスンを盛り込んだことに加え、インタラクティブ機能やデザインについて改良が加えられた。また、ニュースリテラシーのスキルを訓練するためのゲーム形式のエクササイズも取り入れている。

“Checkology” では、ニュースやその他の情報を適切に評価、分析することを可能にする、クリティカルシンキングのスキルを養うために、多くの機能を提供する。例えば、インタラクティブな世界地図の1箇所をクリックすると、その国にジャンプし、現地のジャーナリストから報道の自由について教えてもらうことができる。また、学習者がレッスンその他の活動を完了したときには、デジタルバッジが発行される仕組みになっている。

多くの情報が溢れる現代においては、どの情報を信じ、共有し、どんな行動を起こすべきか、判断能力を養っておくことが重要である。同プラットフォームでは、学習者の意欲を刺激する多くの機能により、子どもの頃から効果的な学習を実施することができる。

【サービスサイト】Checkology 

 
 

proximity

【アメリカ】オンライン教育活用で教員不足を補う

◆アメリカのSt. Tammany Parish Public School System(STPPS:セントタマニー郡の公立学校システムの運営団体)は、Proximity Learning Inc. (PLI)とパートナーシップにより、高校における教員不足を補うため、オンライン教育の活用を進めている。これにより、STPPSにおける教育の質は、確実に向上すると期待されている。◆

今回のパートナーシップにより、PLIの新しいオンライン教育が、STPPSにおおけるフランス語とコンピューターサイエンスの授業に取り入れられることとなった。例えばコンピューターサイエンスの授業においては、第一セメスターでは通常通り実地の教員が授業を行い、第2セメスターではPLIのライブプログラムを活用して授業を実施することとなる。教室には、認定を受けた教員の授業が、毎日オンラインで配信されるのだ。

STPPSでは、その人口の多さ故に、フランス語とコンピューターサイエンスの教員不足が深刻化し、将来にわたり安定的に質の高い教員を確保する方法を探していたが、管理者チームがPLIのオンライン教育を知り、今回のパートナーシップに漕ぎつけた。

STPPSは、ルイジアナ州に位置し、30,000名の生徒と、55のスクールを有している。Proximity Learning Inc.は、K-12のオンライン教育を提供する企業で、場所や経済的な制約にとらわれず、年間30,000名以上の学習者に教育を提供している。

【企業サイト】Proximity Learning Inc.

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