【日本】AIによって何を可能にするか

アメリカとの比較において日本企業のAI導入は進んでいるのか、【日本】AI導入が遅れる日本企業の実態と展望(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター)、AI導入で何が便利になるのか、また可能になるのか、【日本】動画のAI文字解析を活用した語学学習アプリ(Langholic 合同会社)、【日本】32ヶ国語をAIがその場で自動翻訳(フューチャーモデル株式会社)、【日本】AI活用のICT教材によって教育サービスへ新規参入(株式会社すららネット)、4記事を掲載。

シリーズ
innovation-nippon2017

【日本】AI導入が遅れる日本企業の実態と展望

◆日本の国際大学グローバル・コミュニケーション・センターは、日本の人工知能活用実態と、産業政策・企業戦略についての提言をまとめた、“人工知能と日本 2017” を発表した。本調査は、ITを通じたイノベーション促進を目的とする、プロジェクト “Innovation Nippon” の一環として進められたものだ。◆

“人工知能と日本 2017” によると、2017年時点における、日本企業の人工知能導入率は3%で、導入を検討している企業は11%という結果になった。これは、アメリカ企業の導入率14%に比べて、低い値といえる。また、AI 関連サービスの事例については、多くが自然言語データを利用したチャットボットであり、音声・動画データの活用については、未だ途上であるという。

一方、人工知能の普及に対して、悲観的な印象を持っている人は少なく、社会受容性が十分にあることも明らかになった。既に国内でも、生産性向上や労働力の補完だけでなく、まちづくりの領域を中心に、社会課題解決のための、人工知能活用が始まっているとのこと。

本レポートによると、今後の日本企業は、個別分野における質の高いデータを蓄積する、スモールデータが重要な戦略になるとしている。国際大学グローバル・コミュニケーション・センターは、情報社会の研究を中心とした研究所である。

【レポートダウンロードサイト】Innovation Nippon 2017年度報告書 人工知能と日本2017

 
 

Langholic

【日本】動画のAI文字解析を活用した語学学習アプリ

◆日本のLangholic 合同会社は、好きな動画を観ながら、楽しく気軽に語学学習が出来る、無料 iOS アプリ “Langholic” を配信開始した。本アプリは、英語・中国語・日本語の3言語に対応しており、日本人だけでなく、日本語を勉強している外国人も、利用が可能となっている。◆

“Langholic” は、トーク番組やニュース、音楽など、様々なカテゴリの動画を、AIによって文字解析することで、登場する単語の意味や発音を、学習することができる語学学習アプリだ。本アプリを利用することで、これまで語学学習のモチベーションが続かなかったという人でも、気軽に勉強を継続することができるようになる。

従来であれば、Youtubeなどを利用して外国語を勉強する場合、動画をこまめに停止して単語を手動で調べたり、聞きたい表現を巻き戻してリピートしたりと、学習に手間がかかっていた。本アプリでは、そういった面倒な作業を自動化することで、場所を選ばない手軽な学習を実現している。

他にも、本アプリでは、選択した単語を登録できる単語帳や、単語復習メール機能を利用することが可能だ。Langholic 合同会社は、誰でも気軽に使えるサービスを通して、全ての人に学習の機会を提供することを、目的としている企業である。

【アプリダウンロードサイト】Langholic: 動画と字幕で語学学習(動画&文字解析)

 
 

ezcommu

【日本】32ヶ国語をAIがその場で自動翻訳

◆日本のフューチャーモデル株式会社は、4つの翻訳エンジンに同時アクセスし、最適な翻訳結果をAIで識別する、AI自動翻訳機 “ez:commu” を開発した。本製品を利用することで、1対1の双方向翻訳や、最大1000人が同時参加できる、グループ翻訳が可能になる。◆

“ez:commu” は、32ヶ国・地域の言語の翻訳に対応した、コンパクトで使いやすいモバイル端末だ。本製品は、SIMフリーかつ、4G高速通信が可能なほか、Wi-Fi テザリング機能や、ボイスレコーダー機能も搭載している。さらに、利用データを蓄積していくことで、翻訳精度を向上させることもできる。

また、デザインについては、指滑りの良いガラス製タッチパネルと、操作性を追求したボタン類により、シンプルな使いやすさを実現している。同社は、海外スタッフを擁するグローバル企業として、異なる言語による正確な意思疎通と、常に向き合ってきた経験から、本製品の開発を進めてきたという。

本製品は現在、クラウドファンディングサイト “Makuake” にて、プロジェクトとして予約販売を行っている。フューチャーモデル株式会社は、モバイル端末と、関連機器の開発・販売を手掛ける、グローバル企業である。

【製品サイト】AI自動翻訳機 ez:commu(イージーコミュ)

 
 

surala

【日本】AI活用のICT教材によって教育サービスへ新規参入

◆日本の株式会社すららネットは、自社が開発・展開する、クラウド型学習システム “すらら” の導入学習塾数が、2018年2月末時点で、700校を突破したことを発表した。これは、対前年同月比で17%の増加となる。◆

“すらら” は、インターネットを通じて、ゲーム感覚で学習を進められる、アダプティブラーニングとAI機能を持つ対話型のデジタル教材だ。同社は、本サービスの導入増加について、地方の中堅・大手学習塾チェーンでの導入拡大が、要因の一つであるとしている。現在、学習塾では、少子化や講師の採用難などの影響により、ICTの活用が加速しており、業界全体が変革期に入っているという。

そして、同社は、二つめの要因として、民間教育における、提供者の多様化を挙げている。従来であれば、学習塾や通信教育、家庭教師が主な提供者だったが、近年は、“すらら” のような、アダプティブな機能を持ったICT教材の活用により、新たに学習サービスの提供を始める、異業種の施設や法人が増加しているとのこと。

株式会社すららネットでは、“すらら” の開発・販売だけでなく、本サービスを活用した、学校・学習塾向けのコンサルティングも実施している。同社は今後も、先端技術を搭載したアダプティブなICT教材による、教育業界のサポートに注力していくとしている。

【企業サイト】クラウド型学習システム すらら

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