【アメリカ・日本】教育のデジタル化を推進するサービス

生徒や学生個人個人に対する指導や支援を、教育テクノロジー導入によって充実させる、改善する実例について、【アメリカ】教員不足を補うソリューション(Proximity Learning社)、【日本】就職支援エンジンで大学や就職支援機関のサポート(株式会社エンカレッジ)、【日本】eポートフォリオの無償提供プロジェクト(株式会社サマデイ)、【日本】タブレット授業用統合型学習アプリケーション(シャープ株式会社)、3記事を掲載。

シリーズ
PLI

【アメリカ】教員不足を補うソリューション

◆アメリカのProximity Learning(PLI)社は、ルイジアナ州イーストバトンルージュ郡において、同社の K-12 教育を対象とする “K-12 Staffing Solution” を採用、バーチャルテーチャーが導入されたことを発表した。全米の多くの地域と同じように、算数、英語、理科、外国語などの科目で、同郡では教員不足となることが予想されていた。◆

“K-12 Staffing Solution” は、教員不足の解消が見込めない同郡において、授業運営手法を変える必要性から採用された。PLI のバーチャルティーチャーを教育に導入し、生徒は、教室においてオンラインで学習指導にアクセスする。

導入にあたって、同郡では、学校関係者、保護者、教員などにこのソリューションを説明し、賛同を得て、試験的に導入を始めた。実際にうまく機能するかどうかという心配はあったが、1990年代以降に生まれたアイ・ジェネレーションの生徒たちは、テクノロジーにもオンライン学習にも親しんできており、学習に打ち込み、学習成果も上がっているという。すでに全米20州の100地区において、このようなバーチャルティーチャーによる学習指導が現実となっている。

PLIは、K-12 教育のバーチャルスタッフ開発企業であり、3万人以上の生徒が、公立・私立を問わず学校において、同社のレベルの高いバーチャルテーチャーによる教育を受けている。

【ソリューションサイト】K-12 Staffing Solution

 
 

Booster

【日本】就職支援エンジンで大学や就職支援機関のサポート

◆日本の株式会社エンカレッジは、就職活動に悩んだり困難を感じている学生や求職者を対象に、就職支援エンジン “Boosterキャリア” を開発し、提供を開始した。同社は本サービスについて、大学・短大・専門学校100校と、企業1000社での導入を目指していくとのこと。◆

“Boosterキャリア” は、学生・求職者が、大学や支援機関のアドバイスを受けながら、企業への求人応募をすることができる、ICTプラットフォームだ。本サービスを利用することで、コミュニケーションが苦手な学生や、障害学生、難病学生といった、これまで社会につながることがむずかしかった求職者でも、求人応募やインターン応募の支援を受けることが可能になる。

また、企業側は、就職希望者の強みや配慮事項などの情報を、第三者の推薦を通して取得できるほか、大学や支援機関を限定した求人も可能なため、自社に合う人材を、安心して採用することができるようになる。そして、就職支援機関にとっても、大学や他の機関との連携を実現するための、情報共有機能を利用することが可能だ。

利用料金については、学生は卒業後も完全無料で、大学・支援機関は、支援対象が5人以上になると、1万5000円からの月額が発生する。株式会社エンカレッジは、発達障害を持つ学生の支援や、企業の障害者雇用コンサルティングを実施している企業。

【企業サイト】Boosterキャリア

 
 

feel-note

【日本】eポートフォリオの無償提供プロジェクト

◆日本の株式会社サマデイは、自社が開発・提供している、SNS 型 eポートフォリオ “Feelnote” について、公教育向けの無償提供を開始したことを発表した。まずは、全国の30校を対象に、eポートフォリオ実践活用の先導プロジェクトとして、深い連携・協働による取り組みを、推進していくとのこと。◆

“Feelnote” は、SNS のような感覚でライフログをシェアすることで、一生使うことができるポートフォリオを、簡単に作成することができるサービスである。本サービスはすでに、文部科学省・JASSO が取り組む留学プログラムや、中高一貫校などで活用されている。また、世界標準となる入試プラットフォーム “Universal College Application” と接続している。

今回、同社は、現代のグローバル人材育成において、重要な役割を持つ eポートフォリオに関する、新たな特許を取得したことを受け、この技術を公教育の現場に広く提供するべく、サービスの無償提供を決定した。これにより、学びの環境を世界につなげるプラットフォームとして、日本の教育改革への貢献を目指す。

また、プロジェクトについては、現場で実践的な取り組みを進めながら、シンポジウムにて経過発表を実施し、その後、加盟枠を広げていく予定となっている。株式会社サマデイは、研修や教育コンサルティング、次世代教育事業などを行っている企業。

【サービスサイト】Feelnote

 
 

brainplus

【日本】タブレット授業用統合型学習アプリケーション

◆日本のシャープ株式会社は、中学や高校などの学校向けタブレット端末用統合型学習アプリケーション “Brain+(ブレーンプラス)” 2018年度版の提供を開始する。これは、タブレット端末を利用した授業において、また生徒や学生の自主学習での活用を、目的とする。◆

“Brain+(ブレーンプラス)” は、電子辞書の開発実績を持つ同社が、昨年から提供している。2018年度バージョンには、34のコンテンツを収録。英語辞書のジーニアス英和・和英辞典、国語辞書の大辞林や新明解国語辞典などから、高校の授業に必要な古語辞典や漢字源、山川日本史・世界史用語集、ロイヤル英文法などの参考書まで、幅広い内容である。

新規追加として、Oxford Advanced Learner’s DictionaryとCambridge Advanced Learner’s Dictionary、2冊の英英辞典を収録。また、英語の読み上げ機能については、5段階の速度調節ができるように改良されている。

授業での使用については、学校独自の教材を取り込み、フォルダーに分けての管理が可能となった。また、学習した単語をグループ別に登録、並べ替えやテスト出題もできる機能が追加され、自主学習でも使いやすくなっている。

【アプリサイト】Brain+(ブレーンプラス)

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