【アメリカ・日本】社会人としての能力開発

社会人の様々な学びに対応する機関や講座が増えている。【アメリカ】オンライン大学が企業研修センターを開始(Trident University)、【日本】ミドル社員の行動特性を調査した研究結果(株式会社パーソル総合研究所、法政大学大学院石山恒貴研究室)、【日本】社員教育や就活対策にロジカルシンキング活用(株式会社シンクライズ、株式会社 BB&B)、【日本】国家資格からビジネス能力、実用、趣味まで学べるオンライン講座(ヒューマンアカデミー株式会社)、4記事を掲載。

シリーズ
TridentCC

【アメリカ】オンライン大学が企業研修センターを開始

◆アメリカのTrident大学は、“Trident Corporate & Career Learning Center(Trident企業及びキャリア研修センター)” のオープンを発表。同センターは、企業研修における社員のニーズに応えるための研修・人材開発ソリューションとなる。中堅社員の転退職を防ぎ、リーダーを育て、新しい有能な求職者にとっても魅力ある企業にするための、研修機会を提供する。◆

“Trident Corporate & Career Learning Center” は、提携する企業とこれまで以上に関係を密にし、人材能力開発における目標に対してより協力していくとする。企業は、現在の社員や従業員の能力開発の重要性を認識している。将来、企業のリーダーとなっていく人材もビジネスにおける成長を求めており、それは企業研修の機会を継続する必要性と重なっている。

2012年のアメリカ人材マネジメント協会の調査によると、今後10年間における企業の重要課題は、社員の転退職を防ぐ(59%)、リーダー(管理職)を育てる(52%)、新入社員採用(43%)であるという。同センターは提携企業に、企業内部研修として、学位につながるプログラムや、経験者雇用戦略、管理職育成プログラム、一般の能力開発プログラムなどを、特別価格で提供する。

同センターは、同時に企業に対して、Trident大学の優秀な学生や卒業生をリクルートする機会も提供するという。成人学習者を対象とする、ビジネス、教育、ITなどの学部があるオンライン大学。

【センターサイト】Trident University’s Corporate & Career Learning Center
 
 

rc-Persol

【日本】ミドル社員の行動特性を調査した研究結果

◆日本の株式会社パーソル総合研究所は、法政大学大学院石山恒貴研究室と共同で行った、共同研究 “ミドルからの躍進を探究するプロジェクト” についての、研究結果を発表した。本プロジェクトは、40歳以上のミドル・シニア社員の、働き方・就業意識を調査した。◆

“ミドルからの躍進を探究するプロジェクト” は、ミドル・シニア社員4700人を対象に、大規模定量調査を実施し、ミドルからの更なる活躍について、施策を検討するためのものだ。調査によると、現在活躍しているミドル・シニア社員に共通するのは、仕事を意味づける、まずやってみる、学びを活かす、自ら人と関わる、年下とうまくやる、の五つの行動特性からなる、躍進行動であることが判明した。

また、本プロジェクトでは、組織内で活躍できていないミドル・シニア社員が、活躍するための施策についても検討を行っている。その結果、活躍できていない社員が、躍進行動を実践するために必要なのは、組織内での出世を考えることではなく、自身の仕事で、成長実感や社会貢献性を感じる、自走する力であることがわかった。

本プロジェクトでは他にも、社員のタイプ分類や、上司が年下の場合に有効なマネジメント方法など、様々な調査・提言をまとめており、特設サイトにて順次リリース予定となっている。株式会社パーソル総合研究所は、働く人と組織を支援する、総合研究機関である。

【調査結果特設サイト】ミドルからの躍進を探究するプロジェクト

 
 

LogicalThinking

【日本】社員教育や就活対策にロジカルシンキング活用

◆日本の株式会社シンクライズは、ビジネスの知識を解説する教育コンテンツ “SuperCG” に、新たにロジカルシンキングを追加したことを発表した。これにより、企画書や提案書の作成、会議といった、ビジネスシーンで必要となる、論理的思考を身に付けることが可能になる。◆

“SuperCG” (コンテンツ開発は株式会社 BB&B )は、マーケティングやマネジメント、アカウンティングなどの、MBAに関する知識を、動画と音声でわかりやすく解説する教育教材だ。本サービスを利用することで、実例を取り入れたケーススタディをもとに、学習と実務をリンクさせながら、より効果的に知識を習得することができる。

今回、新たに追加されたロジカルシンキングの科目では、問題を特定し、その解決策を導き出すような、論理思考をすることができるようになる。また、本科目は、社員教育だけでなく、大学生の就職活動対策に導入するなど、教育機関における活用も期待されている。

株式会社シンクライズは、Webサイトや、モバイルサイトの構築を手掛ける企業だ。同社は、本サービスについて、企業ユースでの利用のみならず、コンシューマ向けにも販売を広げ、更なる業務拡大を図っていくとしている。

【サービス紹介サイト】SuperCG/ロジカルシンキング

 
 

HumanAcademyOnline

【日本】国家資格からビジネス能力、実用、趣味まで学べるオンライン講座

◆日本のヒューマンアカデミー株式会社は、ICTを活用した、新たなeラーニングシステム “ヒューマンアカデミーオンライン” の提供を開始した。併せて、ライフスタイル、ライセンスやキャリア、ITの各カテゴリーを中心に、143の講座を開講している。◆

“ヒューマンアカデミーオンライン”は、資格取得や技術習得に向けた講座を、いつでもどこでも受講することができる、マルチデバイス対応のeラーニングシステムだ。本サービスでは、講師に直接質問が可能なほか、画面上で、テキスト教材への書き込みが自由にできるなど、学習をサポートするための機能が充実。

提供される講座は、国家資格・公的資格の取得を目指す、Webサイト制作やプログラミングなど最新ITスキルを身に付けられる、趣味に特化するなど様々なニーズに応えられるものとなっている。また、受講イメージを予めつかむことができる、無料講座も充実しているため、オンライン上で体験学習をしてから、実際に受講を申し込む、といったことも可能だ。

そして今後は、受講者を分析して、一人ひとりに合わせた学びを提供する機能や、オンライン上で検定試験を受験できる機能などが、実装予定とのこと。ヒューマンアカデミー株式会社は、講座運営をはじめとした、教育事業を行っている企業である。

【サービスサイト】ヒューマンアカデミーオンライン

 
 

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