【ピックアップ情報コーナー 2017.9.14】

STEMについての調査【アメリカ】保護者はSTEMを理解しているか?(Emerson社)、ゲーミフィケーションアプリ【日本】大人もプレイできる四則計算マスターゲームアプリ(LittleRiver Studio.)、プログラミング教育の課題を明らかにする【日本】プログラミング教育を考える論文(一般社団法人ICT CONNECT 21)、定額制で受講できる【日本】eラーニング“GoGetterz”で定額見放題サービス開始(株式会社ユイコモンズ)、4記事を掲載。

ピックアップ
Emerson

【アメリカ】保護者はSTEMを理解しているか?

◆アメリカのEmerson社は、“Third Annual STEM Survey”の結果を発表。調査から、アメリカ人のSTEM分野についての考え方をまとめている。STEMが持つキャリアにおける成功の可能性を理解していない人々は、STEMに対する関心や意識においてギャップがあることを、同社は認識している。◆

“Third Annual STEM Survey”の結果から、同社は、保護者は子どもたちの宿題を助けることができないと考えている。算数の宿題で困っている子どもを助けることができると答える保護者は10人中5人である。そして科目が理科になると、10人中4人に減ってしまう。

また、調査はSTEM分野の企業で働くことはどのようなことかについての理解が、世代によって違うことを示している。STEM分野における職種について把握しているとの答えは、ベビーブーマー世代(1946~64年生まれ)は26%、ミレニアル世代(1980年以降生まれ30代後半まで)51%と、世代差が大きい。また、実際にこの分野に就職している男性は、女性のほぼ2倍であると考えられるという。STEM分野でのキャリアがどのようにプラスになるかについては、多く回答者が認識をしている。3人に1人は、このキャリアについて「世界を変えることができる機会を得る」「クリエイティブに発想する」と考えている。

同社は、グローバルなテクノロジーとエンジニアリングの企業で、工業、商業、住宅業界に対してソリューションを提供している。

【企業サイト】Emerson and STEM

 
 

LittleRiver Studio.

【日本】大人もプレイできる四則計算マスターゲームアプリ

◆日本のLittleRiver Studio.は、小学校低学年から大人までを対象とした、算数の基礎的計算力を身につけるための無料アプリ“算数ファンタジア”を2017年8月19日にリリースした。これは、算数の四則計算力を養うものだ。◆

このアプリの特徴は、ゲーミフィケーションを取り入れた本格的なRPGを楽しみながら、たし算、ひき算、かけ算、わり算の小学校低学年で学ぶ計算能力が身につく点だ。また、これまでのような子供向けを意識しすぎた教育ゲームアプリとは違い、キャラクターや背景デザインまでこだわった誰もが夢中になるようなゲーム性を重視したつくりになっている。

使用されるキャラクターは60人、ステージは80以上、BGMも40以上と変化に富む内容で、報酬が用意されているなど、プレイヤーが飽きることなく何度でも問題を繰り返し解く工夫がされている。ゲーム性やデザイン性に優れ、計算が得意な大人でも“脳トレ感覚”で楽しむことができる。利用料は無料。

現在は、日本語、英語、韓国語、ロシア語に対応しているが、今後は対応言語が追加されることになる。そして、パソコン向けのアプリを開発し日本や海外の学校に製品を無償提供していくことも予定している。

【企業サイト】LittleRiver Studio.

 
 

CRET

【日本】プログラミング教育を考える論文

◆日本の一般社団法人ICT CONNECT 21は、プログラミング教育関係者向けに“教育テスト研究センター年報 第2号 2017年7月”で、赤堀会長による論文“プログラミング教育の現状についての考察”を掲載した。これは、次期学習指導要領で実施されるプログラム教育の在り方についての概論をまとめ、関連文献などの資料を提供するためのものだ。◆

この論文は、これまでの研究や会議の内容、国内での取り組みや政策、海外の現状などを踏まえ、プログラム教育の定義や今後の問題点などが明らかにしている。まず、プログラム教育というのは、プログラミング言語を教えることだけではなく、これからの社会に必要なプログラミング的思考力を鍛えることに焦点を当てた教育にする必要があるとする。

実現のための問題点としては、プログラミングの知識のない現場教員では、カリキュラム作成やマネジメントが難しいことを指摘。そこで専門家による指導計画の作成や現場への補助指導員の動員などが必要であると考える。予算の関係から全ての学校にICT設備を整えるのも困難も予想している。

また、現在でも中高等学校の部活動であるパソコンクラブについても言及。プログラミング教育の導入をきっかけに、このパソコンクラブを質的に転換し活発化することを期待しているという。

【論文サイト】教育テスト研究センター年報 第2号 2017年7月

 
 

【日本】eラーニング“GoGetterz”で定額見放題サービス開始

GoGetterz

◆日本の株式会社ユイコモンズは、自社が運営する動画eラーニングサイト“GoGetterz”で500以上のコースが見放題になる定額制サービスを開始した。無料講座に加えて、見放題の対象となる有料講座を低料金で何度でも視聴できるものだ。会員にさらに効果的な学びの機会を提供する目的で行われる。◆

“GoGetterz”定額制サービスの特徴は、英会話やビジネスからエンタメ系コンテンツまで幅広い学びのための無料および有料動画が、月額500円、年間5000円からの低料金で何度でも見放題になる点だ。無料コンテンツ以外の見放題対象コンテンツは、通常料金100円から8100円までの総額14万円以上になる120以上のコースだ。

その中には、アメリカから配信されている“英語耳道場”や、専門家の指導が受けられる“企業家の資金調達シリーズ”、Microsoft Excelを使った“文系ビジネスパーソンの為の統計学入門講座シリーズ”などが含まれている。

“GoGetterz”では現在900を超える無料・有料の学びコンテンツを提供している。そして今後はこの定額見放題サービスの対象コンテンツをさらに増やしていく予定だ。

【サービスサイト】GoGetterz

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