【ピックアップ情報コーナー 2017.7.24】

【日本】私大初、24時間貸出できる電子図書館システムを導入(近畿大学)、【日本】「協働作業」を促進するアプリを産学で制作(グリー株式会社)、【日本】匿名でいじめ被害を相談・報告するアプリ導入(日本のストップイットジャパン株式会社)の3記事を掲載。

ピックアップ

【日本】私大初、24時間貸出できる電子図書館システムを導入

近畿大学図書館

◆日本の近畿大学は、世界3万6千館以上で導入されている“OverDrive”の電子図書館システムを日本の私立大学では初めて2017年6月29日より導入を開始した。学生が必要なときにいつでも電子コンテンツを借りられるほか、海外留学中の学生も電子コンテンツを活用できる。◆

これは、米国OverDrive社と株式会社メディアドゥの提携プロジェクトOverDrive Japanの一環であり、学生への電子書籍貸し出しの促進を目的とする。同システムは、世界3万6千館以上で導入されており、日本の私立大学図書館としては初、国公立含めても2番目の導入になる。

今回導入するシステムの特徴は、学生がスマートフォンやパソコンからサイトにアクセスすることで、いつでも電子書籍やオーディオブックなどを無料で借りることができる点だ。さらに、近畿大学に新設された国際学部では学生の留学が必修になっているが、このシステムを使えば留学等で海外にいる学生でもアクセスおよび貸し出しが可能だ。

近畿大学では、まずはOxford Bookworms Libraryなど英語多読用本や旅行ガイドから提供を始めている。そして今後は、“OverDrive”の外国語コンテンツの多さを活かし、国際学部の教授と外国語学習支援のための選書をしていく予定だ。

【大学サイト】近畿大学電子図書館システム

 
 

【日本】「協働作業」を促進するアプリを産学で制作

GREE

◆日本のグリー株式会社は、千葉大学と共同で制作した、小学生向けの家庭科学習ゲームアプリ“SHOW TIME!!”を配信開始。同アプリは、教育現場での課題を解決するために開発され、現場の教員にも評価されている。ゲームを主力事業とする同社は、その可能性を活用した社会貢献活動として、2013年より千葉大学教育学部 藤川大祐教授と共同授業をプロデュースしている。◆

“SHOW TIME!!”は、小学校6年生の家庭科、被服分野の知識獲得と多様な価値観の受容が狙いの学習ゲームアプリ。二人で一つの端末を用い、被服についてのクイズを解き、衣類をアバターに着用させるという内容。クイズの正答率が高くなると、選択可能な服数も増える。コーディネートを共有したり、お互いにリアクションしたりもできる。

小学校においては児童の能力差があるため、一定レベルに合わせた授業では、効果的かつ公平な学習につながらない恐れがあるという。このような状況に対して、大学との共同授業で能力差があるチームにおける協働作業を促す社会科・家庭科のアプリをテーマに、同社は学習ゲームを制作してきた。同アプリは、「協働性」「ゲーム性」「学習効果」などの軸で高く評価されている。

【企業サイト】グリー株式会社
【アプリサイト】SHOW TIME!!

 
 

【日本】匿名でいじめ被害を相談・報告するアプリ導入

stopit

◆日本のストップイットジャパン株式会社は、いじめ問題の相談や報告ができる“STOPit”を、東京学芸大学付属高等学校で導入すると決定したことを発表した。これにより、隠れているいじめ事案を可視化し、早期発見・対処ができるようになる。同社は、アメリカで2014年に開発された匿名で報告・相談ができるアプリ&プラットフォーム“STOPit”を日本で展開している。◆

今回導入される“STOPit”の特徴は、誰もが匿名でいじめなどの問題行為を報告・相談でき、その案件を担当者が管理・共有しやすい点だ。生徒は、“STOPit”モバイルアプリをインストールした携帯電話やモバイル端末、あるいは学校の共有PCを使い、画像や動画、メッセージを匿名で送信。

管理者は、“DOCUMENTit”で案件にタグをつけたり、担当者を設定、あるいは警察官など他の関係者に情報を引き継ぐこともできる。また、管理者が重要と思われる案件については、メッセンジャー機能で匿名のまま、直接当事者と話すことが可能だ。

学校や企業など様々な組織において、個人が声をあげることができる環境を作り出す同アプリは、“世界を変えるために役立つアプリ5選”に選ばれている。同社は今後も、匿名で報告・相談ができるアプリ&プラットフォーム“STOPit”の活動を広げていく予定だ。

【企業サイト】ストップイットジャパン株式会社

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