【イギリス】MOOCsの成長と課題

イギリスのFrost & Sullivan社は、MOOCs市場について、2022年までに85億ドルにまで成長すると予測している。オンラインによって国境を越えて、教育を提供するMOOCsは、反転授業やブレンデッド・ラーニングなど新しい教育方法をサポートし、K-12(初等・中等教育)、高等教育そして社会人教育に大きな影響を与えている。

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イギリスのFrost & Sullivan社は、同社のレポート“Global Massive Online Open Courses (MOOCs) Market”で、MOOCs市場について、トップ3ベンダーとしてCoursera社、Edx社、Udacity社をあげ、2022年までに、85億ドルにまで成長する市場であると予測している。同社は、市場リサーチに基づき国際的な企業コンサルティングを行う。

これまでMOOCsは、入学後に大学の単位として認められる、大学入学前の準備講座の提供において、大きな役割を果たしてきた。新たに、大学など高等教育機関は、増加するオンライン学習者を獲得しようと、MOOCsへの投資を強めてきている。講義の70%以上が英語で行われているように言語に限定があること、教師の教育能力開発の機会が少ないこと、MOOCsで得た単位の信用性が低いことが、課題となっている。また、自分たちの伝統的な教育方法ではないこのようなテクノロジーに対して、反対する教育者も見られる。企業でも採用時に、オンラインで学位を取得した者よりも、伝統的なフルタイムの通学過程を修了した者を優遇する傾向にある。

MOOCsのベンダーは、そのような状況を改善するための努力を始めたという。LinkedIn社は、ビジネス、テクノロジー、クリエイティブ分野の実践教育をオンラインで提供するLynda.comを買い取り、自社社員の資格や役職をサイトに掲載し、オンライン社会人教育とビジネスを結び付けている。

【大学サイト】Frost & Sullivan

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