【シリーズ】教育分野でもクラウド型ニーズが広がる

ICT教育で「クラウド」というキーワードのニュース、中高生向け学習支援クラウドサービス、リベラルアーツ教育クラウド型プラットフォーム、クラウド型ピアノ学習アプリの3つを紹介する。

教育システム

【日本】ベネッセとソフトバンク合弁会社学習支援クラウドサービス開始

クラッシー

日本のClassi(クラッシー)株式会社は、米国Knewton社の学習エンジン“Knewton”を導入すると発表した。Classi社はベネッセ社とソフトバンク社の合弁会社で、2015年より全国の中学、高校へ向け、学習支援サービスを提供している。

米国Knewton, Inc.の学習エンジン“Knewton”は、個別適応学習(アダプティブラーニング)システムだ。生徒1人1人の理解度やレベルに合わせて次の課題の提案を行うというもので、世界1000万人に活用されている。Classi社はKnewton社と日本初のパートナーシップを締結。全国の高校を対象に実証実験を行ない、学習意欲の向上や学習時間の延長などの効果を確認した。その結果を踏まえてのシステム導入決定となった。

学習支援クラウドサービス“Classi”は2015年4月スタート。全国の中学、高校を対象に、学研等の教育系大手出版社のベストセラー問題集を小テストなどで使い放題出来る等の総合教育コンテンツを提供している。

【企業サイト】Classi株式会社

 

【日本】リベラルアーツ教育クラウド型プラットフォームを東京大学出版会が開始

東京大学

日本の一般財団法人東京大学出版会は、京セラコミュニケーションシステム株式会社と提携し、“オンライン型の次世代プラットフォームを活用したリベラルアーツ教育の共同実験”を開始したことを発表した。これは、高等教育において21世紀型スキルを身につけるための新たな学びの場を提供する目的で行われる。

この提携の特徴は、高品質の教育教材用コンテンツを有する東京大学出版会と、大学における電子学術書の普及活動を行っている京セラコミュニケーションシステムが、双方の得意分野を生かしてリベラルアーツ教育促進に取り組む点だ。東京大学出版社は教材の開発・編集などの製作面を担当する。そして、京セラコミュニケーションシステムでは、知識を得て、考えを発信し、その成果を分析・評価するオンラインの仕組みづくりを担当する。

この実験では、従来のような電子書籍での学習に加えて、オンライン上でのディスカッションや交流の場をつくることができる。それによって、21世紀型スキルを身につけた教養豊かな国際人の育成が可能になる。

【企業サイト】一般財団法人東京大学出版会

 
【日本】3000曲収録のクラウド型ピアノ学習アプリ

サウンドマーベル

日本のサウンドマーベルは、本格的なピアノメソッドを試したいユーザーに向けて、“ピアノマーベル”日本語版をリリースした。サウンドマーベルはこのアプリの日本展開のためにマーケティングとサポート業務を行う“ピアノマーベル”の代理店。

“ピアノマーベル”はオンライン接続が必要なクラウド型のピアノ学習アプリで、WindowsとMacで動作する。アプリの特性を活かした繰り返し練習で、現役ピアノ教師による本格的なメソッドを学ぶことができるのだ。初心者が基礎から段階的に学ぶ“レッスン”、自由課題3000曲収録の“楽譜リスト”、段階別の“初見テスト”の3種類のコンテンツがあり、初心者が1人でも本格的な音楽理論に基づくレッスンを始めることができる。

PCのほかに電子ピアノかキーボードが必要。演奏はその場で採点され、間違いを即座に直すことが可能だ。料金は月額制で一ヶ月12ドル(支払いはドルのみ)。公式サイトでは30日間の無料お試しなども実施している。

【企業サイト】サウンドマーベル

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