【編集の眼】教育の可視化-eポートフォリオの導入

2016年EDIX会場では可視化という言葉がキーワードの一つであり、受講者受講履歴、学習の進行状況、教材への反応、成績、評価などをデータとして蓄積し分析するeポートフォリオもとりあげられていた。

編集の眼

2016年EDIX会場では可視化という言葉がキーワードの一つであった。受講者受講履歴、学習の進行状況、教材に対する反応、成績、評価などをデータとして蓄積し分析する。その結果を受講する側・させる側両者に分かりやすく提示し(可視化)、その結果を次の学習へと活かしていくことが求められる。データの蓄積場所を一元化して、受講者にとってもコース提供者にとっても意味のある活用をいかにして実現するか、各社のブースやセミナー、講演でもとりあげられていた。

また、7月8日(金)、9日(土)にはeポートフォリオをテーマに含むセミナーとシンポジウムが開催された。8日は実習・研修の支援を目的とする教育支援システムmanaba folioを開発した株式会社朝日ネット主催第18回 manabaセミナーで、9日は第11回神奈川大学メディア教育シンポジウムである。

【参考サイト】
株式会社朝日ネット第18回 manabaセミナー
第11回神奈川大学メディア教育シンポジウム「eポートフォリオの活用と教育の質保証」

eポートフォリオとは、文科省の用語解説によれば、”e‐Learningにおいて学習者の学習履歴を管理するシステムのこと。成績やレポートのほか、発表資料や調査した文献リスト等、様々な学習成果を確認することができる。学習方針を組み立てる際の参考とされる。"と定義される。

大学や専門学校では、現在レポートをデータでメールに添付して担当講師に送付する、共有ドライブにアップロードするなど、課題提出の電子化が日常化してきている。学生にとっては期限内ならば提出窓口の時間に制限されず提出ができる。このようなデジタルデータ化したデータはeポートフォリオに保存される。さらに、就職活動・指導のためのキャリアポートフォリオ、留学準備としての留学ポートフォリオなどという用語も最近では使われる。個々の学生データは教育ビッグデータとして成長していく。

Qureでもこのような教育の可視化、eポートフォリオに関するニュースをとりあげてきている。
2016.3.02【日本】学習履歴の収集と可視化を実現する“KnowledgeRecorder”
2016.1.08【日本】小中高校向け、eポートフォリオシステムの提供開始
2015.8.26【カナダ】教育業界でもビッグデータを活用
2015.7.20【日本】学習記録をクラウドで統合管理するシステム
2015.6.19【日本】大学教育とeポートフォリオ導入に関するシンポジウムが開催
2014.5.09【アメリカ】モバイルラーニング導入のための画期的なシステムとは

今後、eポートフォリオは教育の質に大きく関わり重要性が増していくだろう。

【参考サイト】”ポートフォリオのハウツーガイド”

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