【シリーズ】日本:「バリアフリー」のための無料映像字幕制作ソフト

日本のNPO法人メディア・アクセス・サポートセンターは、無料の映像字幕制作ソフト“おこ助community”の提供を開始した。障害者差別解消法の施行に合わせ、聴覚障害者のために映像に字幕をつける需要が高まっているが、今回の提供はこの要請に応えるものだ。

シリーズ
NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター

日本のNPO法人メディア・アクセス・サポートセンターは、映像の字幕制作ソフト“おこ助community”の無償提供を開始した。これは、字幕制作を誰もが容易にできるようにすることで、聴覚障害者の社会的バリアフリー化を促進しようとする目的で行われた。

これは、有料で提供されている“おこ助”の無料版だ。このソフトの特徴は、市販のDVDをコピーせずに字幕制作ができることだ。字幕制作に必要な基本操作の他、ルビや縦書きなどの日本語特有の字幕装飾に対応している。また、バリアフリー字幕のみならず、英語や中国語など多言語字幕も作成可能だ。さらに、音声認識アプリ“UDトーク”を使えば、書き起こし作業も支援してくれる。映像の音声波形がつくので、字幕のタイミングも容易に合わせることができる。

2016年4月から障害者差別解消法が施行され、映画のみならず教育機関や行政の資料映像に字幕をつける需要が高まっている。現在“おこ助”で制作された市販のDVDビデオ300ディスクの字幕を配信しているが、需要に追い付かないのが実情だ。

【関連サイト】NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター

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